安心・とかちの暮らし(154)「還付金詐欺に注意!ATMで還付金はもらえません」
還付金詐欺とは、自治体職員のふりをした犯人が高齢者へ電話をかけ、「健康保険料の還付がある」「医療費の払い戻しがある」と、振り込みをさせようとする手口です。還付金受け取り手続きのため、ATMへ行くように誘導してきます。年末年始は被害が増える時期でもあり、注意が必要です。帯広消費者協会の協力でまとめました(Chai編集部)
◇事例
役所の健康保険課・〇〇という男から、「過去5年の健康保険料の見直しをした結果、保険料を3万7000円ほど払い過ぎている。手続きは先月末までだったが、返事がないので電話をかけている。後で銀行から連絡がある」と電話があった。しばらく後に銀行員を名乗る男からも電話がかかってきて、「役所から指示があり、還付金の手続きをしている。スーパーのATMへ行くように」と言われた。「銀行の支店が近いからそこに行く」と答えたところ、「その支店のATMは古いので手続きができない」とスーパーに行くように勧められる。不審に思って役所に問い合わせたら、「○○という職員はいない」という。
◇回答
●「お金が返ってくるのでATMに行くように」という電話は詐欺です。そのまま電話を切ってください。
●役所や金融機関などの職員が、ATMの操作を電話で指示することは絶対にありません。
●還付金に心当たりがある場合でも、すぐATMに行ったりせず、役所の担当部署に電話をかけて確認してください。
疑問なことや困ったときにはお近くの消費生活相談窓口にご相談ください。
※「2019年版くらしの豆知識」参照
【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会Tel:0155・22・7161
◆安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年12月号より。
◇事例
役所の健康保険課・〇〇という男から、「過去5年の健康保険料の見直しをした結果、保険料を3万7000円ほど払い過ぎている。手続きは先月末までだったが、返事がないので電話をかけている。後で銀行から連絡がある」と電話があった。しばらく後に銀行員を名乗る男からも電話がかかってきて、「役所から指示があり、還付金の手続きをしている。スーパーのATMへ行くように」と言われた。「銀行の支店が近いからそこに行く」と答えたところ、「その支店のATMは古いので手続きができない」とスーパーに行くように勧められる。不審に思って役所に問い合わせたら、「○○という職員はいない」という。
◇回答
●「お金が返ってくるのでATMに行くように」という電話は詐欺です。そのまま電話を切ってください。
●役所や金融機関などの職員が、ATMの操作を電話で指示することは絶対にありません。
●還付金に心当たりがある場合でも、すぐATMに行ったりせず、役所の担当部署に電話をかけて確認してください。
疑問なことや困ったときにはお近くの消費生活相談窓口にご相談ください。
※「2019年版くらしの豆知識」参照
【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会Tel:0155・22・7161
◆安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年12月号より。