おでかけスイーツ部(16)「たいやき工房 本店」
アツアツの十勝、頬張って
ホカホカのたい焼きが入った紙袋を大事そうに抱える女の子。「あん3、チーズ2ね」と仕事帰りのサラリーマン。途切れない客に対応するように、店長の鬼頭美紀さんが手際よく焼き型に生地を絞り、あんを切り入れる。
1974年に「桜井たいやき店」として幕別町で創業し、97年に「たいやき工房」(櫻井孝吉社長)が開店した。現在は帯広4店、札幌1店を構え、ここは第1号店となる。
長年支持される理由のひとつは素材のよさ。皮は十勝産小麦「きたほなみ」がメインで、卵を使わず、十勝産大豆のきな粉やふすまが入る。厚手の型と絶妙な火加減でカリッと焼き上げた皮は小麦のうまみを感じ、“羽根付き”注文が多いのも納得。十勝産の小豆やビート糖で作った粒あんと一緒にパクつくと、十勝を頬張る喜びが広がる。
定番の〈クリーム〉〈チーズ〉もいいが、スタッフでアイデアを出し合う月替わりの品も楽しみだ。「これからもおいしいと言われる味を作り続けたい」と鬼頭さん。さて、今日はどの味を手土産に帰ろうか。
ホカホカのたい焼きが入った紙袋を大事そうに抱える女の子。「あん3、チーズ2ね」と仕事帰りのサラリーマン。途切れない客に対応するように、店長の鬼頭美紀さんが手際よく焼き型に生地を絞り、あんを切り入れる。
1974年に「桜井たいやき店」として幕別町で創業し、97年に「たいやき工房」(櫻井孝吉社長)が開店した。現在は帯広4店、札幌1店を構え、ここは第1号店となる。
長年支持される理由のひとつは素材のよさ。皮は十勝産小麦「きたほなみ」がメインで、卵を使わず、十勝産大豆のきな粉やふすまが入る。厚手の型と絶妙な火加減でカリッと焼き上げた皮は小麦のうまみを感じ、“羽根付き”注文が多いのも納得。十勝産の小豆やビート糖で作った粒あんと一緒にパクつくと、十勝を頬張る喜びが広がる。
定番の〈クリーム〉〈チーズ〉もいいが、スタッフでアイデアを出し合う月替わりの品も楽しみだ。「これからもおいしいと言われる味を作り続けたい」と鬼頭さん。さて、今日はどの味を手土産に帰ろうか。
<たいやき工房 本店>
帯広市東3条南8丁目
Tel:0155・24・2522
営:午前10時~午後7時
休:なし(12月31日、元日を除く)
◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2019年1月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。