おでかけスイーツ部(13)「あらかわ菓子店」
粋な味わい 赤飯まんじゅう
かぶりつくと、中はあんこではなく赤飯―。一見普通のまんじゅうに見えるあらかわ菓子店の「赤飯まんじゅう」は、粋な和菓子だ。
80年以上続く店の3代目・荒川正見さんと妻・久代さんが1998年に商品化した。きっかけは漫画で見た赤飯を使ったまんじゅう。「赤飯もまんじゅうも作っていたのでやってみようとなって」。赤飯はそのままだと固くしょっぱいので工夫を重ね、販売を始めると不思議な組み合わせに、あっという間に名物となった。
道産米を使って炊いた赤飯を蒸して丸め、小麦粉などで作った白い皮に包んでさらに蒸す。どちらも軟らかいため手間がかかり、1日約50個の販売だそう。中には金時豆の甘納豆や栗が入り、皮の甘味と赤飯の塩気のバランスが絶妙。塩味でくどくなく、「米」とあってお腹も満足する。
半分に切ると、淡いピンク色がかわいい。「紅白まんじゅうの代わりにする人も。祝い事にもどうぞ」と久代さん。食べ飽きず、お遣いものにもぴったり。この小気味よさがいいのだ。
かぶりつくと、中はあんこではなく赤飯―。一見普通のまんじゅうに見えるあらかわ菓子店の「赤飯まんじゅう」は、粋な和菓子だ。
80年以上続く店の3代目・荒川正見さんと妻・久代さんが1998年に商品化した。きっかけは漫画で見た赤飯を使ったまんじゅう。「赤飯もまんじゅうも作っていたのでやってみようとなって」。赤飯はそのままだと固くしょっぱいので工夫を重ね、販売を始めると不思議な組み合わせに、あっという間に名物となった。
道産米を使って炊いた赤飯を蒸して丸め、小麦粉などで作った白い皮に包んでさらに蒸す。どちらも軟らかいため手間がかかり、1日約50個の販売だそう。中には金時豆の甘納豆や栗が入り、皮の甘味と赤飯の塩気のバランスが絶妙。塩味でくどくなく、「米」とあってお腹も満足する。
半分に切ると、淡いピンク色がかわいい。「紅白まんじゅうの代わりにする人も。祝い事にもどうぞ」と久代さん。食べ飽きず、お遣いものにもぴったり。この小気味よさがいいのだ。
<あらかわ菓子店>
幕別町本町91
Tel0155・54・2523
営:9時~18時
休:日曜(不定休あり)
◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2018年10月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。