おでかけスイーツ部(18)「幻想」
春運ぶ3種のイチゴスイーツ
日差しが春めくと、常連客がこぞって注文する期間限定のスイーツがある。イチゴをふんだんに使った、パフェやクレープ、パンケーキだ。
パフェとクレープをメニューに加えたのは13年前で、「テレビでイチゴのスイーツを見て、これならできると盛り付けただけ」と謙遜するのは代表の奥祐明さん。パフェだけでも4、5カ月の期間に、約3,000個もオーダーがあるという。
ヒミツを聞くと、「生クリームかな」。液体の生クリームとホイップパウダーを合わせて固めに仕上げ、確かに洋菓子の軽い口当たりのそれとは違う。舌に残る粉の程よいざらつき感が新鮮。これがストロベリーやチョコレートソース、何より甘酸っぱいイチゴと相性がいいのだ。
店は40年以上の歴史があり、昨年10月、現地に移転。来客との対話を大切にしようと、昭和の喫茶店をイメージした念願のカウンター席も設けた。「でも隣に座って話し込むことが多いけどね」とちゃめっ気たっぷりに笑う奥さんの“もてなし”が客の心をつかむ本当のヒミツかもしれない。
日差しが春めくと、常連客がこぞって注文する期間限定のスイーツがある。イチゴをふんだんに使った、パフェやクレープ、パンケーキだ。
パフェとクレープをメニューに加えたのは13年前で、「テレビでイチゴのスイーツを見て、これならできると盛り付けただけ」と謙遜するのは代表の奥祐明さん。パフェだけでも4、5カ月の期間に、約3,000個もオーダーがあるという。
ヒミツを聞くと、「生クリームかな」。液体の生クリームとホイップパウダーを合わせて固めに仕上げ、確かに洋菓子の軽い口当たりのそれとは違う。舌に残る粉の程よいざらつき感が新鮮。これがストロベリーやチョコレートソース、何より甘酸っぱいイチゴと相性がいいのだ。
店は40年以上の歴史があり、昨年10月、現地に移転。来客との対話を大切にしようと、昭和の喫茶店をイメージした念願のカウンター席も設けた。「でも隣に座って話し込むことが多いけどね」とちゃめっ気たっぷりに笑う奥さんの“もてなし”が客の心をつかむ本当のヒミツかもしれない。
<幻想>
帯広市西11条南11丁目4
Tel:0155・67・6094
営:11時~22時(LO30分前)、ランチは~15時(月~金曜、祝日除く)
休:水曜
◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2019年3月号より。
※写真/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。