十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おでかけスイーツ部(1)「Café ある」

〈しあわせ気分!3点盛り合わせ〉コーヒー付き1,230円、単品1,030円。生乳から作られた生クリームもさっぱりしておいしい

“私たちの一番”がメニューに 手作りの本格スイーツ
 「メニューに共通するのは、私たちが一番おいしいと思えるもの。素材を吟味し、納得いくまで試行錯誤します」。帯広市郊外の農地にたたずむ「Caféある」の店主広瀬純江さんと、共同経営する姉の小林初代さんはおおらかに笑った。

 食がメインのカフェも多い中、スイーツを中心に据える。ホールケーキの予約も受け、さながら〝ケーキ屋〞だ。ソースに至るまですべて手作り。広瀬さんは菓子づくりが好きで、独学で商品化した。

 おすすめは、人気商品を集めた〈しあわせ気分! 3 点盛り合わせ〉。ガトーショコラやレアチーズケーキ、桜の葉の塩漬けを入れた桜アイスが共演する。こだわりは、洋酒をしっかり利かせること。どのスイーツも深いコクがある。

 窓からは広大な畑が広がる。日常を離れて味わう一皿は、まさに幸せこの上ない。

〈大きなクリームブリュレ〉950円は直径15㎝、食べごたえ満点

カラマツの温もりたっぷりの店




<Café ある>
帯広市上清川町東1線144-3(基線36号)
Tel:0155・60・2340
休:水・木曜
営:11時30分~17時

「個性あるスイーツを味わってください」と広瀬純江さん(左)と小林初代さん


おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。

※フリーマガジン「Chai」2017年10月号より。
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