2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

おでかけスイーツ部 (35)「cafe BLANCO.(ブランコ)」

〈ベリーのクランペット〉630円は甘酸っぱいイチゴやラズベリー、ブルーベリーを散らして。〈メープルバニラのクランペット〉600円、〈チョコばななのクランペット〉630円も

イギリス生まれのクランペット
 ママと子どもに優しいカフェが1月末、芽室町にオープンした。自身も3歳と1歳の2児の母親であるオーナーの橋本千里さんが作るメニューは、体への思いやりにあふれる。

 十勝を気に入り、2018年に夫と芽室町に移住。母・篠原理惠さんと店を切り盛りする。「自分の子どもにも自信を持って食べさせられるもの」をコンセプトに、料理やスイーツに使う素材や調味料は極力、無添加。野菜は新鮮な地元産がこだわりだ。

 十勝ではまだ珍しい「クランペット」は、メニュー開発時に偶然知ったイギリスのパンケーキ。強力粉や薄力粉に牛乳や酵母を加え、発酵させて焼き上げる。外側はカリッと、中はパンのようにモチモチとした食感が新鮮で、国産イチゴのソースをかけた〈ベリーのクランペット〉は、有機牛乳や天然のバニラビーンズを使った無添加のバニラアイスがまた美味。頬張ると素直な味わいに、体が喜ぶ。

 「ランチ後のデザートとしてもどうぞ」と橋本さん。クランペットは子ども用の食事メニューもあり、こちらも要チェック。

手作りの牛形クッキーが目を引く〈マンゴーとヨーグルトのパルフェ〉830円は夏らしいメニュー

店内の家具は国産のヒノキやスギを使い、橋本さんの夫・佳裕さんのお手製だ

授乳室が完備されているのもうれしい





<cafe BLANCO.(ブランコ)>
芽室町西6条7丁目1-10
Tel:080・9610・0330
営:9時~16時30分(LO30分前)
休:日・月曜(他不定休あり)

「お気軽にお越しください♪」と話す橋本千里さん


おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。

※フリーマガジン「Chai」2020年8月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。