冬を遊ぶ。(5)「スノーシュー 十勝サホロリゾート ベア・マウンテン」
ヒグマを間近で観察できる十勝サホロリゾート内のベア・マウンテン。ヒグマが冬ごもりする季節、スノーシューを使ってクマたちが暮らすフィールドを訪問!
飼育する12頭の雄のヒグマは12月から、敷地内の専用施設で約100日間の冬ごもりに入ります。今回体験したのは、その間だけ楽しめる「ヒグマの冬ごもり観察ツアー」と「ヒグマの森スノーシューツアー」。
まずはそ~っと寝床を拝見。1頭ごとの個室からは寝息やいびきが聞こえ、別部屋では暗闇の中でゴソゴソとわらのベッドを整える巨体が…。初めて目の前で見るヒグマにドキドキしていると、「寝方やベッドの作り方にも個性があるでしょう」と坂出さん。性格を知ると、親近感が沸いてきました。
続いてスノーシューを履き、夏にヒグマが暮らす森へ。東京ドーム3.2個分ある敷地の中、ふかふかの雪を踏みしめながら約1.2㎞歩きます。道中の木々には、縄張りを主張するため背中をこすりつけた体毛や爪痕が点在し、すぐ近くにクマたちがいるような臨場感!
飼育する12頭の雄のヒグマは12月から、敷地内の専用施設で約100日間の冬ごもりに入ります。今回体験したのは、その間だけ楽しめる「ヒグマの冬ごもり観察ツアー」と「ヒグマの森スノーシューツアー」。
まずはそ~っと寝床を拝見。1頭ごとの個室からは寝息やいびきが聞こえ、別部屋では暗闇の中でゴソゴソとわらのベッドを整える巨体が…。初めて目の前で見るヒグマにドキドキしていると、「寝方やベッドの作り方にも個性があるでしょう」と坂出さん。性格を知ると、親近感が沸いてきました。
続いてスノーシューを履き、夏にヒグマが暮らす森へ。東京ドーム3.2個分ある敷地の中、ふかふかの雪を踏みしめながら約1.2㎞歩きます。道中の木々には、縄張りを主張するため背中をこすりつけた体毛や爪痕が点在し、すぐ近くにクマたちがいるような臨場感!
〝足跡〞を残して暮らす様子を想像して進む冬の森は、美しい景色プラス生命の営みを学ぶことができました。
<案内してくれた人>
ベア・マウンテン副園長の坂出勝さん(右)と、上岡真衣さん
<十勝サホロリゾート ベア・マウンテン>
○ヒグマの冬ごもり観察ツアー 1月上旬~ 2月下旬、料金4,320円、2 ~ 4人で催行
○ヒグマの森スノーシューツアー 12月末~ 3月上旬、料金2,160円、2 ~ 8人で催行
※いずれも要予約、開始時間などはHPを確認
新得町狩勝高原 Tel:0156・64・7111
※フリーマガジン「Chai」2019年2月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
冬を遊ぶ。
屋内にこもりがちな冬。でも、雪の中ではひと味違うアウトドア体験ができたり、スノーボードなど冬だからこそ楽しめるレジャーがあります。外に出て、十勝の冬を楽しんでみませんか。