冬を遊ぶ。(4)「スノーボード めむろスキースクール」
(1)準備運動
まずは準備運動。けがの防止には大切です。足や膝、手首などを十分にほぐしてから。
(2)片足スケーティング
平らな所で移動したり、リフトの乗り降りするときに必要な技術。前の足だけをバインディング(ボードとブーツを固定する道具)に付けて、後ろ足は外した状態にします。後ろ足を前の足の横ぐらいまで持ってきてから雪面を蹴り、前足の中心にしっかりと体重を乗せるのがポイントです。
(3)斜面を上る
バランスの取り方を練習するため、少し斜面を上ります。後ろ足はバインディングから外して、ボードは水平にして、つま先側のエッジを雪面に食い込ませ滑らないようにして上ります。
(4)横滑り
斜面の下を向いてかかとに体重を乗せ、つま先側を上げてボードを滑らせます。両足に均等に体重を乗せるのがポイント。かかと側への体重の乗せ方を弱めると、横滑りが速くなり、強めるとエッジが効いて遅くなり、止まることもできます。斜面の上を向いて、後ろ向きで横滑りさせる練習もします。
(5)木の葉落とし
横滑りでバランスの取り方を繰り返した後は、リフトで上に行って「木の葉落とし」の練習です。斜面の下を向き、ボードは斜面に対して真横になるようにして立ち上がります。前の足に体重を乗せて斜めに進み、止まります。その状態から後ろ足に体重を乗せて同様に進みます。斜面に対して上を向いて、木の葉落としも練習しましょう。
(6)繰り返しトレーニング
横滑りや木の葉落としで、バランスの取り方、スピードコントロールなどができるようになったら、ターンを学びます。この日は、木の葉落としまででしたが、十分スノーボードを楽しんでいました。よっしーは「体幹を鍛えられそうで、ダイエットに効果的かも。インストラクターに教えてもらうと、ポイントが分かりやすくて、楽しく滑れました」と楽しんでいました。佐々木さんは「スノーボードはバランスを取ることを楽しむスポーツだと思います。ボードの性能も良くなり初心者でも滑りやすくなっています。昔、挫折した人も再チャレンジしてみてください」と話していました。
<めむろスキースクール>
(メムロスキー場ロッジ内)
Tel:0155・65・2365
サンデー、ウイークデイ、ナイトなどの各コースを開講しています。マンツーマンで行う
プライベートレッスンも受け付けています。料金や開講日など詳細はお問い合わせください。
<メムロスキー場>
芽室町中美生2線42
Tel:0155・65・2121 (国民宿舎新嵐山荘)
営:9時~ 21時
主なリフト料金:回数券(12回分)大人(中学生以上)2,300円、小人1,600円
1日券・大人3,050円、小人1,850円 4時間券・大人2,050円、小人1,300円
ホームページhttp://shin-arashiyama.jp/
※フリーマガジン「Chai」2019年2月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
冬を遊ぶ。
屋内にこもりがちな冬。でも、雪の中ではひと味違うアウトドア体験ができたり、スノーボードなど冬だからこそ楽しめるレジャーがあります。外に出て、十勝の冬を楽しんでみませんか。