おでかけスイーツ部(25)「銘菓と洋菓子 静月」
元祖ワッフルは“おやつ菓子”
ふわふわの生地にたっぷりのクリームを絞ったワッフル。「これは“おやつ菓子”なんです」と話すのは、清水町で50年続く静月の2代目社長・只野敏彦さんだ。
1969年の創業時から、「安くておいしいお菓子を」という先代の静雄さんの思いのもと、和洋菓子に加えて子どもも気軽につまめるおやつ菓子を扱ってきた。たい焼きやアメリカンドーナツがそれで、敏彦さんが20年以上前に加えたのが、ワッフルである。
ちょうどベルギーワッフルが首都圏ではやり始めたころで、軟らかいタイプもあると知って試行錯誤した。ふんわり感を出して風味よく仕上げるため、十勝の新鮮な卵を使い、粉類の混ぜ具合には特に気をつかう。専用機器で焼き上げたあとしばらく置いて、さらにしっとり仕上げる。
ワッフルは管内の製菓店で組織する「十勝菓商研究会」で紹介したことで、十勝の菓子店で広まったそう。「そういう意味でよいものを作ったのかな」と笑う敏彦さんは太っ腹だ。現在は3代目の息子も修業中。さて、次のおやつ菓子は何だろう。
ふわふわの生地にたっぷりのクリームを絞ったワッフル。「これは“おやつ菓子”なんです」と話すのは、清水町で50年続く静月の2代目社長・只野敏彦さんだ。
1969年の創業時から、「安くておいしいお菓子を」という先代の静雄さんの思いのもと、和洋菓子に加えて子どもも気軽につまめるおやつ菓子を扱ってきた。たい焼きやアメリカンドーナツがそれで、敏彦さんが20年以上前に加えたのが、ワッフルである。
ちょうどベルギーワッフルが首都圏ではやり始めたころで、軟らかいタイプもあると知って試行錯誤した。ふんわり感を出して風味よく仕上げるため、十勝の新鮮な卵を使い、粉類の混ぜ具合には特に気をつかう。専用機器で焼き上げたあとしばらく置いて、さらにしっとり仕上げる。
ワッフルは管内の製菓店で組織する「十勝菓商研究会」で紹介したことで、十勝の菓子店で広まったそう。「そういう意味でよいものを作ったのかな」と笑う敏彦さんは太っ腹だ。現在は3代目の息子も修業中。さて、次のおやつ菓子は何だろう。
<銘菓と洋菓子 静月>
清水町本通2丁目7
Tel:0156・62・2203
営:9時~19時(日曜は~17時)
休:不定
◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※写真/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。