おでかけスイーツ部(31)「のらくろ」
懐かしいクリームあんみつ
喫茶店で味わう甘味は、はやりのスイーツとは違った魅力がある。こちらの<クリームあんみつ>は開店して間もない約40年前、食事の合間に出すデザートとしてメニューに加わった。
「肝心のあんはどこ?」と探してしまうほど盛りのよいフルーツたち。この日はリンゴにオレンジ、イチゴ、ナシ、黄桃、バナナなど9種。夏はスイカやメロンが豪快に載ることもあり、「ボリュームがあるでしょう? みなさん驚くんですよ」と店主の西口幸子さんと店を手伝う次女の山田朱美さんは、朗らかに話す。こくがある黒蜜をたっぷりかけて食べ進めると、アイスクリームや白玉団子、寒天が順に顔をのぞかせ、さながら宝石箱のよう。甘さ控えめのあんとの相性は言うまでもなく、シンプルで懐かしい味にホッとする。
店名は、昭和の人気漫画で店名にもなっている「のらくろ」のキャラクターが髄所にあしらわれ、昭和っ子にはさらに心地がいい。帰りは手作りの<特製のらくろまんじゅう>を手土産としてぜひ。
喫茶店で味わう甘味は、はやりのスイーツとは違った魅力がある。こちらの<クリームあんみつ>は開店して間もない約40年前、食事の合間に出すデザートとしてメニューに加わった。
「肝心のあんはどこ?」と探してしまうほど盛りのよいフルーツたち。この日はリンゴにオレンジ、イチゴ、ナシ、黄桃、バナナなど9種。夏はスイカやメロンが豪快に載ることもあり、「ボリュームがあるでしょう? みなさん驚くんですよ」と店主の西口幸子さんと店を手伝う次女の山田朱美さんは、朗らかに話す。こくがある黒蜜をたっぷりかけて食べ進めると、アイスクリームや白玉団子、寒天が順に顔をのぞかせ、さながら宝石箱のよう。甘さ控えめのあんとの相性は言うまでもなく、シンプルで懐かしい味にホッとする。
店名は、昭和の人気漫画で店名にもなっている「のらくろ」のキャラクターが髄所にあしらわれ、昭和っ子にはさらに心地がいい。帰りは手作りの<特製のらくろまんじゅう>を手土産としてぜひ。
<のらくろ>
帯広市公園東町3-2-2
Tel:0155・22・5536
営:9時~ 19時
休:土曜
◆おでかけスイーツ部
十勝のスイーツを求めて、Chai編集部が各店を訪問する連載企画です。
※フリーマガジン「Chai」2020年4月号より。
※写真/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。