Ｃｈａｉ探偵団（９）「帯廣神社」
お飾りは７日まで。小正月の１５日にどんど焼でお焚き上げを行う
正月飾り撮影協力／清野商店（帯広）※今年の販売分は終了
玄関の正月飾りはいつから飾るのが正解？おみくじは何度も引いてもいい？など年末に神様関係の疑問でモヤモヤしています。（４０代女性）
「私も正月飾りを出すタイミングに迷う。クリスマスの翌日でもいいのか…知りたい！」という、ずっきー団長の指令を受け、おしぶ団員が出動。突撃したのは帯廣神社。神職として仕え２０年以上、広報担当の佐々木昌和さんに教えてもらった。
「お正月は各家々に〝年神様〞がその年の良い方角から訪れ、１年間の家族の健康と幸福を授けてくださいます。神棚や玄関に飾るしめ飾りは年神様をお迎えするため。帯廣神社では、飾る日を特定してお伝えしていません。大掃除を終えた後、丁寧に飾るのが一般的です」と佐々木さん。
そして初詣といえばおみくじ。何度引いてもいいってホント？「おみくじは参拝の楽しみですが、吉凶判断のためだけではありません。何度引いてもいいですが、内容をしっかりと読み、今後の生活に役立て指針とすることが大切。初詣は松の内の１月７日、または１月１５日までが一般的です」。初詣に決まったルールはなく、各地域や家庭で良い日を選ぶとよいそう。
今年の正月はぐうたらせずに、初詣に行こう！と心に決めるおしぶ団員だった。
帯廣神社の広報担当で権禰宜（ごんねぎ）の佐々木さん。授与所で会える日もある
旅の安全祈願の〈お守り〉１，０００円、〈シマエナガおみくじ〉５００円。シマエナガの御神酒は、交通安全、病気平癒ほか社殿内の祈願時、道中安全持ち帰り祈願などで授与される
冬はシマエナガのシーズン。帯廣神社は多くの野鳥に出合える市民の憩いの場でもある
＜帯廣神社＞
帯広市東３条南２丁目１
Ｔｅｌ：０１５５・２３・３９５５（９時～１６時３０分）
授与所：９時～１７時
※授与所１２／３１は９時～１７時、１／１は０時～２時、７時～１７時、１／２・３日は通常通り（神門は２４時間開門）
詳細はＨＰ
◇今月はおしぶ団員
低糖質の時代だが、好物は炭水化物。米、麺、パン、いつもおいしい店を探している。
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※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２５年１月号より。
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