心沸き立つ!焼肉!(2)「外焼肉、初歩中の初歩~」
(左)サクラ
今年入社した期待の新人。最近のマイブームは編み物だが、ランニングを始めるなどアクティブな一面も
(右)アリサ
Chaiの広告営業を担当。1人でもよく行くほどサウナ好き。「キャンプもやってみたい!」とアウトドアにも興味津々
帯広の市街地から車で約50分。小川が流れ、木々が生い茂る自然豊かな場所にあるのがキャンプ場〈遊び小屋コニファー〉だ。全道各地からキャンパーが集まり、週末には満場になることも。入場料の半額で利用できるデイキャンプで訪れる客も多く、森林浴しながらゆっくり流れる時間を満喫できる。暖房付きバンガローもあるため、冬でもキャンプ気分を味わえるのもうれしいポイント。
今回は、大自然のパワーに圧倒されつつも「火起こしから挑戦してみたい!」と意気込み、Chai業スタッフのアリサとサクラが訪れた。「バーベキュー初心者なのですが…」と不安そうな2人に、「簡単にできますよ」と支配人の上妻さんが優しく手ほどきしてくれた。
用意するもの
・炭
・バーベキューコンロ
・着火剤
・火ばさみ
・軍手
・ライター(マッチ)
・食器類
<あると便利なもの>
・ガスバーナー
・うちわやドライヤー
・煙突状の火起こしスタンド
・火消しつぼ
火おこしの仕方
(1)火をつける準備
たき火台に炭を入れる。炭を入れる量は台の大きさによって異なるが、大体1.5kg~2kgが目安。入れた炭は真ん中に積み重ねる。その際に、マッチを入れる場所を作っおく。積み重ねた山の下奥に着火剤を入れる。
(2)火を起こす
着火剤に火をつけ、火が炭に移るまで待つ。時間を短縮したい場合は、うちわやドライヤーなどで風を送り、火を強くする。炭は芯までしっかり火を通す。炭から炎が出てきたらよい状態。ガスバーナーがある場合は、1カ所へ集中的に火を当てる。
<便利なポイント>
煙突状の火起こしスタンドを使用すると、内部で温められた空気が上昇気流を起こし、炭が効率よく燃焼する。
<火力の調整>
火力の強い炭と弱い炭を分けて置く。強火では肉を焼き、弱火では食材を保温するなど火力を使い分けられる。
(3)後始末
キャンプ場などの施設では灰捨て場へ、自宅ではしっかり熱が冷めてから自治体のごみ分別のルールに従い処分する。公園などの場合は、火消しつぼを用意し始末する。
コニファー内のアウトドアショップ CAMPLABO厳選!お役立ちグッズ
<取材協力 遊び小屋コニファー>
清水町旭山2-56
Tel:01566・7・7747
入場料:2,000円、15歳以下500円、小学生未満無料※デイキャンプは半額
焼き台、いす、テーブルなどのレンタルは各500円~
<CAMPLABO(キャンプラボ)>
Tel:090・6999・3794
営:10時~18時
休:不定(遊び小屋コニファー内)
知ってる? 緑ヶ丘公園での外焼肉マナー
ルールを知って焼肉を楽しもう!
焼肉ができる場所について
緑ヶ丘公園では外焼肉を楽しめます(グリーンパークを除く)。ただし以下の2点を守れる場所に限ります。
(1)公園の施設を汚さない、破損させない
(2)他の人の利用を邪魔しない
※あずまや、パーゴラ、ベンチなどの独占利用はNG
ごみはもちろん炭も持ち帰る
ごみの放置は絶対にやめてください。また使用済みの木炭は土へ返るイメージがありますが、吸収されないので持ち帰りを。
※ホームセンターなどで購入できる「火消しつぼ」があると木炭の処理が楽ちん
火気の取り扱いに注意
直火になるのを防ぐため、脚付きの焼台などを使用しましょう。火器を使用する際は、芝生を傷めないように気を付けること。
場所の独占利用は許可が必要
イベント用の大型テントを設置するなど、公園の全部または一部を独占して利用する場合は、帯広市の許可が必要です。事前に問い合わせください。
※公園の使用申請は、市みどりの課・みどりと花の係(Tel:0155・65・4186)へ
帯広市緑ヶ丘2
Tel:0155・21・3172
営:9時~17時
休:月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)
※記事の内容は帯広市の規定と問い合わせ先です。他の町村は各担当の窓口へ
※フリーマガジン「Chai」2024年7月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
心沸き立つ!焼肉!
「街のあちこちから焼肉の香りが漂うのは、十勝の夏の風物詩。自宅の庭やキャンプで「外焼肉」もいいけれど、店で「内焼肉」も捨てがたい。読んで、食べて、テンション高まる焼肉特集のはじまりです。