いいものfromトカチ(52)「アトリエシリポッケの『手紡ぎ糸のがま口ポーチ』」
手に収まるサイズの、丸っこくてかわいらしいがま口ポーチ。鍵やコスメ入れ、ミニ財布など使い道は多く、一つ持っていると便利なアイテムです。
作っているのは、アトリエシリポッケの岩田由紀さん。なるべく道産の羊毛を使い、糸を作るところから制作が始まります。手紡ぎ糸は、太さなどにバラつきが出るといいますが、軟らかい質感や、好きな色合わせができるのもハンドメイドだからこそ。手織りで丁寧に作った布を組み合わせ、作品を次々と生み出しています。原毛にタマネギ、クルミ、イタドリなどで草木染めをすることで、化学染料では出せない温かい風合いに。羊毛の自然な色も生かせるようにと、白、茶色、グレーなどは着色せず、あえて素材のまま使っています。
店名のシリポッケはアイヌ語で、「ぽかぽかと暖かく、気持ちのいい天気」。そんなイメージにピッタリな作品は、使っているだけで自然と私たちの心を和ませてくれます。
<岩田由紀さん>
神奈川県出身。2005年くらいから、羊毛の技術を習い始め、2009年からアトリエシリポッケとして活動を開始。手に取りやすく、身近に使えるティッシュケースやマフラー、カバンなどを制作する
作っているのは、アトリエシリポッケの岩田由紀さん。なるべく道産の羊毛を使い、糸を作るところから制作が始まります。手紡ぎ糸は、太さなどにバラつきが出るといいますが、軟らかい質感や、好きな色合わせができるのもハンドメイドだからこそ。手織りで丁寧に作った布を組み合わせ、作品を次々と生み出しています。原毛にタマネギ、クルミ、イタドリなどで草木染めをすることで、化学染料では出せない温かい風合いに。羊毛の自然な色も生かせるようにと、白、茶色、グレーなどは着色せず、あえて素材のまま使っています。
店名のシリポッケはアイヌ語で、「ぽかぽかと暖かく、気持ちのいい天気」。そんなイメージにピッタリな作品は、使っているだけで自然と私たちの心を和ませてくれます。
<岩田由紀さん>
神奈川県出身。2005年くらいから、羊毛の技術を習い始め、2009年からアトリエシリポッケとして活動を開始。手に取りやすく、身近に使えるティッシュケースやマフラー、カバンなどを制作する
スロウリビング(帯広市西16条北1-26)にて購入可能。秋から春にかけて管内のイベントにも出展する。詳しくはInstagram(@atelier_siripokke)をチェックして
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2024年1月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。
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