パン愛で、パンパン(2)「町の愛されパン屋さん~旭屋」
客足が途切れず、行列ができる人気の店舗にLOVEな思いをお聞きしました。
◆旭屋
進化続ける老舗パン屋
十勝で最も歴史あるパン屋としてその名が知れられる「旭屋」。1938年の創業時から「近隣農家の元気の源」として愛されている。同店3代目の中島将好代表取締役は、その歴史に甘えることなく商品開発を続け、1日に100種類近いパンを店頭に並べる。何度来てもワクワクしてほしいという思いが商品に込められている。
中島代表はさらに、地域で長く愛される理由を「対面式の販売スタイルで、思いを直接客に伝えてきたから」と分析する。イベントに出店しないのもそのため。製造から販売まで一貫して心を込めて届けるのが信念だ。
また、芽室の食材を使ったパンを作り続けているのは地元愛の表れ。小麦は町内で生産したキタノカオリで、特産品「メムロピーナッツ」を使ったパンも製造。今も昔も、地元農家と強い絆で結ばれている。
そして今、歴史が詰まったレトロな店内の片すみに今年5月に生まれた未来の5代目、綾菜ちゃんがすやすやと眠る。愛情いっぱいの同店に足を運んで。
◆旭屋
進化続ける老舗パン屋
十勝で最も歴史あるパン屋としてその名が知れられる「旭屋」。1938年の創業時から「近隣農家の元気の源」として愛されている。同店3代目の中島将好代表取締役は、その歴史に甘えることなく商品開発を続け、1日に100種類近いパンを店頭に並べる。何度来てもワクワクしてほしいという思いが商品に込められている。
中島代表はさらに、地域で長く愛される理由を「対面式の販売スタイルで、思いを直接客に伝えてきたから」と分析する。イベントに出店しないのもそのため。製造から販売まで一貫して心を込めて届けるのが信念だ。
また、芽室の食材を使ったパンを作り続けているのは地元愛の表れ。小麦は町内で生産したキタノカオリで、特産品「メムロピーナッツ」を使ったパンも製造。今も昔も、地元農家と強い絆で結ばれている。
そして今、歴史が詰まったレトロな店内の片すみに今年5月に生まれた未来の5代目、綾菜ちゃんがすやすやと眠る。愛情いっぱいの同店に足を運んで。
(1)〈ベーコンエピ〉160円は軽く食べられる定番フランスパン。道産のベーコンを使用した
(2)芽室産小麦を使用したシンプルなパン〈オドゥブレ十勝〉130円
(3)〈メロンパン〉130円。クリームが入っているのが旭屋スタイル
(4)〈さっちゃん〉130円は、芽室の農家が生産したサツマイモのあんが入る
(5)〈あんバタードーナツ〉150円は、あんもクリームも丸ごと十勝産
<旭屋>
芽室町東1条3丁目18
Tel:0155・62・2950
営:10時~18時30分
休:日・月曜
※フリーマガジン「Chai」2022年10月号より。
※撮影/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。
パン愛でパンパン
十勝は小麦の一大生産地。パン生地のように膨らんだパン職人たちの思いをお届けします。素材や製法などを厳選するこだわりパン、おなじみの店やちょっと行きにくくて憧れの店もご紹介。焼きたてパンのように、ほっこり温かい特集です。