いいものfromトカチ(40)「多機能型事業所ikoi雑貨部の『羊毛フェルトの置物』」
つぶらな瞳のパグに思わず胸キュン。コロンとしたフォルムもたまりません。リアルさを出しつつ愛嬌(あいきょう)たっぷりの動物たちを作るのは多機能型事業所ikoi雑貨部の皆さん。事業所設立当初から活動しており、現在17人の利用者さんが役割を分担しながら丁寧に作業しています。
羊毛フェルトの雑貨は、綿で作品の形を作り、外側に羊毛を針で刺して形を整えながら制作します。思い思いに作られた小物やマスコットは、ふわっとした優しい雰囲気が魅力。高度な技術はいりませんが、決められた大きさや左右対称に作るのが難しいといいます。
定番の動物のほか、サウナハットや首輪、食品サンプルなど、羊毛フェルトの可能性は広がっています。「愛犬を作ってほしいなど、お客さんの要望にはできる限り応えます」というから頼もしい限り。
「手に取った人が笑顔になってくれたら、これほどうれしいことはないです」と、作業指導員の田井陽子さんは話します。
ふと目に入るたびに、思わずにっこりしてしまう羊毛フェルト。家に飾ると生活の癒やしになってくれそうです。
<多機能型事業所ikoi>
平成24年に開設。障がいのある人のステップアップの場所として就労する機会と場所を提供する。「農作業」「清掃」「雑貨制作」を中心に、個人の障がい特性に合わせて、自立に向けた訓練やサポートを行う。
羊毛フェルトの雑貨は、綿で作品の形を作り、外側に羊毛を針で刺して形を整えながら制作します。思い思いに作られた小物やマスコットは、ふわっとした優しい雰囲気が魅力。高度な技術はいりませんが、決められた大きさや左右対称に作るのが難しいといいます。
定番の動物のほか、サウナハットや首輪、食品サンプルなど、羊毛フェルトの可能性は広がっています。「愛犬を作ってほしいなど、お客さんの要望にはできる限り応えます」というから頼もしい限り。
「手に取った人が笑顔になってくれたら、これほどうれしいことはないです」と、作業指導員の田井陽子さんは話します。
ふと目に入るたびに、思わずにっこりしてしまう羊毛フェルト。家に飾ると生活の癒やしになってくれそうです。
<多機能型事業所ikoi>
平成24年に開設。障がいのある人のステップアップの場所として就労する機会と場所を提供する。「農作業」「清掃」「雑貨制作」を中心に、個人の障がい特性に合わせて、自立に向けた訓練やサポートを行う。
道の駅かみしほろ、シュガーハウス(音更)、はるこまベーカリーはなれ(音更)などで販売。オーダーはインスタグラムDMや電話、直接事業所でも可能。事業所での販売は行っていないのでご注意を
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2023年1月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。
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