いいものfromトカチ(29)「宮川美恵さんの『シルバーリング』」
織物、木工、器など、時代の変化と共に暮らしから消えつつある日本の美しいもの。受け継がれてきた日本の伝統技術に対し、ジュエリー作家の宮川美恵さんは、「絶対になくしてはいけない」と強い思いを抱いています。古いものを新しく、身近に―。そんな願いを込めて作る宮川さんのジュエリーは、古物が持つ品格や風合いをまといながら、現代のファッションにもなじむモダンなデザインです。
海外で身に付けた技法に加え、1年ほど前から「和彫り」の彫金技術を学んでいる宮川さん。複数のタガネを使い、連続した柄を刻む技法です。新たな挑戦を経て完成したのは、繊細な草花の柄が目を引くシルバーリング。自然や和のモチーフなど、宮川さんの〝好き〞が詰まった集大成です。
光を受けてきらめくリングは、ビジューが無くても十分に華やか。その上品な輝きは、身に付けた人に小さな勇気や自信を運んでくれそうです。
<宮川美恵さん>
釧路市で生まれ、札幌市や埼玉県で学生時代を過ごす。東京都内の貴金属会社で勤務した後、2002年から英国の大学でジュエリーの製法やデザインを学ぶ。海外での受賞歴も多数。2010年に帰国し、幕別町にスタジオを構えた。
海外で身に付けた技法に加え、1年ほど前から「和彫り」の彫金技術を学んでいる宮川さん。複数のタガネを使い、連続した柄を刻む技法です。新たな挑戦を経て完成したのは、繊細な草花の柄が目を引くシルバーリング。自然や和のモチーフなど、宮川さんの〝好き〞が詰まった集大成です。
光を受けてきらめくリングは、ビジューが無くても十分に華やか。その上品な輝きは、身に付けた人に小さな勇気や自信を運んでくれそうです。
<宮川美恵さん>
釧路市で生まれ、札幌市や埼玉県で学生時代を過ごす。東京都内の貴金属会社で勤務した後、2002年から英国の大学でジュエリーの製法やデザインを学ぶ。海外での受賞歴も多数。2010年に帰国し、幕別町にスタジオを構えた。
北海道ホテル(帯広)のほか、イベントなどで販売。結婚指輪のフルオーダーも受け付けている。予算や納期についてはメール(mie.miyakawa@gmail.com)、Instagram、Facebookから問い合わせを。
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2022年2月号より。
※撮影/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。
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