いいものfromトカチ(38)「ブーオの『木の時計』」
毎日目にする掛け時計だから、納得できるものを選びたい。道内クラフト作家の雑貨が並ぶ帯広市のセレクトショップ「十勝手仕事屋 ブーオ」なら、そんな思いに応えてくれるでしょう。長年士幌町で家具工房とカフェを営んできた吉田智彦さんが、昨年夫婦で始めたお店です。吉田さんが作る時計は、家具づくりで培った技術を生かした温もりあふれる品ばかり。木材の種類をはじめ、文字盤のデザインやメッセージの彫刻といったオーダーも可能です。自宅用にはもちろん、大切な人へのプレゼントにもぜひ。
「家具は道具としての使いやすさが優先されますが、雑貨はデザインを自由に試せるところが面白い」と吉田さん。時計のほかにもオリジナルのペンやトレイといった木の雑貨が並び、どれも作り手の思いが感じられます。
店を通じた作家たちとのつながりによって、吉田さんの創作意欲も高まっているようで、「皆さんの作品から刺激をもらっているんです」と笑顔を見せます。次はどんな”いいもの”に出合えるのかと、期待は高まるばかりです。
<吉田智彦さん>
岐阜県出身。田舎暮らしと家具づくりに魅せられ、帯広の職業学校(現高等技専)で1年間木工を学ぶ。卒業後は上士幌の廃校で工房を構え、オーダー家具などを中心に制作する。1998年には「家具工房 ブーオ」(士幌町上音更西7線166-9)をオープン。その5年後、工房に併設したカフェ(現在週末のみ営業)を開き、地元で親しまれている。
「家具は道具としての使いやすさが優先されますが、雑貨はデザインを自由に試せるところが面白い」と吉田さん。時計のほかにもオリジナルのペンやトレイといった木の雑貨が並び、どれも作り手の思いが感じられます。
店を通じた作家たちとのつながりによって、吉田さんの創作意欲も高まっているようで、「皆さんの作品から刺激をもらっているんです」と笑顔を見せます。次はどんな”いいもの”に出合えるのかと、期待は高まるばかりです。
<吉田智彦さん>
岐阜県出身。田舎暮らしと家具づくりに魅せられ、帯広の職業学校(現高等技専)で1年間木工を学ぶ。卒業後は上士幌の廃校で工房を構え、オーダー家具などを中心に制作する。1998年には「家具工房 ブーオ」(士幌町上音更西7線166-9)をオープン。その5年後、工房に併設したカフェ(現在週末のみ営業)を開き、地元で親しまれている。
「十勝手仕事屋 ブーオ」で購入可。
帯広市白樺16条東3丁目22
Tel:080・6091・7118
営業時間は11時~18時(土・日曜は12時~19時) 月・火曜定休日
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2022年11月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。
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