いいものfromトカチ(20)「やさいくるの『名刺』」
人に会って渡す名刺は、自分の分身のようなもの。三ッ山朋美さんは、有機野菜の
葉っぱや実をすき込んだ、十勝らしいすてきな名刺を手掛けています。
始めたのは1年前。野菜の捨てられる部分に新しい価値を生み出そうと、野菜とリサ
イクルを掛け合わせた「やさいくる」を立ち上げました。
素材はニンジンの葉やトウモロコシのひげ、アスパラの実など。紙づくりは古紙を煮てほぐす工程から。乾燥した素材を混ぜて、そっとすいていきます。「葉が真ん中に来たり、次にすくった時には別なところに入ったり」と個性を楽しむ三ッ山さん。文字は活版印刷で、もこもこした柔らかい紙に浮かぶ凹凸もかわいらしい。
十勝の野菜が入った名刺を渡すことで「間接的に農家を応援している」ことにも。ここぞという時はこの1枚で。一度見たら忘れない、あなたの顔になってくれるはず。
<三ッ山朋美さん>
三重県出身。帯広畜産大学卒業後、食品会社に就職。帰帯後は印刷広告会社に5年間勤め、フリーのデザイナーに。名刺のほかに、ビーツの実で染めたキャンドルやウエディング事業とのコラボレーションも行っている
葉っぱや実をすき込んだ、十勝らしいすてきな名刺を手掛けています。
始めたのは1年前。野菜の捨てられる部分に新しい価値を生み出そうと、野菜とリサ
イクルを掛け合わせた「やさいくる」を立ち上げました。
素材はニンジンの葉やトウモロコシのひげ、アスパラの実など。紙づくりは古紙を煮てほぐす工程から。乾燥した素材を混ぜて、そっとすいていきます。「葉が真ん中に来たり、次にすくった時には別なところに入ったり」と個性を楽しむ三ッ山さん。文字は活版印刷で、もこもこした柔らかい紙に浮かぶ凹凸もかわいらしい。
十勝の野菜が入った名刺を渡すことで「間接的に農家を応援している」ことにも。ここぞという時はこの1枚で。一度見たら忘れない、あなたの顔になってくれるはず。
<三ッ山朋美さん>
三重県出身。帯広畜産大学卒業後、食品会社に就職。帰帯後は印刷広告会社に5年間勤め、フリーのデザイナーに。名刺のほかに、ビーツの実で染めたキャンドルやウエディング事業とのコラボレーションも行っている
名刺のオーダーは30枚4,620円(版代別途)。「やさいくる」のFacebookやメール(yasaicle.vege@gmail.com)、Instagramから受け付けている。
◆いいものfromトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年5月号より。
※撮影/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。
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