おいしさを乗せて。十勝のキッチンカー(4)「キッチンカーニーズの窓口に 十勝フードトラック協会」
十勝のキッチンカー業者が加盟する団体「十勝フードトラック協会」が7月下旬に発足した。協会設立を呼び掛けた山中大輔さんに思いを聞いた。
-協会を設立した背景は?
イベントを盛り上げる一手段として、キッチンカーはニーズがあります。しかし多くは個人営業。十勝では、どこに出店依頼の相談をしてよいのか分からない状況でした。協会はその窓口となることができます。十勝らしさを打ち出すキッチンカーを束ね、十勝の食の魅力を伝えていきます
-どんな活動を行うのか。
道内各地に出向き、お互いを知る機会を作りたいです。食を通じて、町と町をつないでいく。祭りなどへの出店はもちろんですが、若い人が少ない過疎地域を活性化するような取り組みもしていきたいです。すでにオファーがあり、秋には道東の標茶町で、町を盛り上げるイベントに10台ほどが参加する予定です。最近では、災害など緊急時の需要もあります。昨年の北海道胆振東部地震では、被災地に出向いた仲間もいました。
-ズバリ、キッチンカーの魅力は。
夢がありますよね。思い描くメニューやそれを提供する空間を自由に作ることができる。いわば、キッチンカーの店主は〝アーティスト〞なんです。利用する側からすると、料理を運んで車でやってくる時点で、ワクワクするでしょう? 出店者同士の交流や来店者との出会いも魅力です。どんどん外の町に出ていき、呼んで呼ばれて、交流していきたいです。
-協会を設立した背景は?
イベントを盛り上げる一手段として、キッチンカーはニーズがあります。しかし多くは個人営業。十勝では、どこに出店依頼の相談をしてよいのか分からない状況でした。協会はその窓口となることができます。十勝らしさを打ち出すキッチンカーを束ね、十勝の食の魅力を伝えていきます
-どんな活動を行うのか。
道内各地に出向き、お互いを知る機会を作りたいです。食を通じて、町と町をつないでいく。祭りなどへの出店はもちろんですが、若い人が少ない過疎地域を活性化するような取り組みもしていきたいです。すでにオファーがあり、秋には道東の標茶町で、町を盛り上げるイベントに10台ほどが参加する予定です。最近では、災害など緊急時の需要もあります。昨年の北海道胆振東部地震では、被災地に出向いた仲間もいました。
-ズバリ、キッチンカーの魅力は。
夢がありますよね。思い描くメニューやそれを提供する空間を自由に作ることができる。いわば、キッチンカーの店主は〝アーティスト〞なんです。利用する側からすると、料理を運んで車でやってくる時点で、ワクワクするでしょう? 出店者同士の交流や来店者との出会いも魅力です。どんどん外の町に出ていき、呼んで呼ばれて、交流していきたいです。
※フリーマガジン「Chai」2019年9月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
おいしさを乗せて。十勝のキッチンカー
できたての料理を移動販売する「キッチンカー」。十勝では、自慢の味を振る舞いながら、地域の魅力を発信する動きが出てきた。地元をこよなく愛する店主たちの思い、こだわりの車やメニューなどを紹介する。