いいものｆｒｏｍトカチ（１１）「紙あそび製作所ぺパルの『青空に浮かぶ気球のガーランド』」

　紙を切り抜き、組み立てるだけで完成する気球のガーランド（天井や壁に吊るす飾り）。気球が風を受けてフワフワと揺れる様子に、心和みます。

　ぺパルの紙工作キットは、ハサミやのりなどの家にある文房具でできる手軽さが魅力。子どもはもちろん大人も作る楽しさを味わえます。

　ぺパルを立ち上げた木幡典子さんがペーパークラフトに目覚めたきっかけは、子どものために作った段ボールの家でした。1 枚の紙が自在に変化する面白さ。そのワクワク感を伝えるため、木幡さんはキットの作りやすさにもこだわっています。

　作って楽しいだけでなく、飾りたくなるかわい見たい目もポイント。ポップな色合いと個性的なデザインは、おしゃれな空間作りにも役立ちます。

＜木幡典子さん＞
学生時代を帯広市で過ごし、現在は士幌町在住。「紙あそびプランナー」として活躍する。「ぺパル」は、「紙で遊ぶ」の動詞をイメージした造語。「minneハンドメイドアワード2018 シモジマ賞」などの受賞歴があるほか、企業とのコラボレーションも多数。

＜紙あそび製作所ぺパル＞
道の駅ピア21しほろで一部の商品を販売中。ホームページからの販売や問い合わせも行っている。https://pepal.jimdo.com/

◆いいものｆｒｏｍトカチ
Made in 十勝の良質な雑貨を紹介するChaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2020年8月号より。
※撮影／辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。