2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

うるおう、私(3)「食べて、うるおう フィグ」

<温花茶>550円はショウガ、シナモンなど、体を温めるスパイスがたっぷり。イチジク、クコの実といった栄養満点の食材を使用した <薬膳ショコラ>380円

健康的に、美しく
漢方サロン&薬膳カフェ フィグ

 帯広市のカフェ・フィグでは、ハーブティーや薬膳スイーツなどを楽しみながら、気軽に体調の相談ができる。漢方の視点からアドバイスをくれるのが、代表の前田恵美子さんだ。

 東洋医学の基本に『「気」「血」「水」の3要素が人体を構成する』という考えがある。中でも体内の潤いに関係するのが、「血」。潤う成分を運ぶ血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」と呼び、肌の乾燥はもちろん、全身の新陳代謝にも影響するという。

 乾燥を防ぐには血液を作る食材に加え、体を潤す食材を取るのがお薦め。「白い食べ物が乾燥に効果的といわれます。バナナやリンゴ、十勝の食材なら大豆もいいですね」と前田さん。

 肌の状態が揺らぎやすい季節の変わり目。体に優しい食材のパワーや専門店のノウハウを教わり、体の中からのケアもお忘れなく。

舞う花びらにうっとり♪

漢方薬の提案も行う。客の悩みは、冷え性、不眠、皮膚のトラブル、不妊などさまざま

添加物不使用の〈OZONA エッセンシャルローション〉5,280円。乾燥肌に悩む女性に人気

イオン帯広店2 Fに「漢方フィグ」もあり。〈漢方煎薬〉などを取り扱う


「血虚(けっきょ)」体質のチェックシート
・顔色が白く、ツヤがない
・めまいや立ちくらみがする
・動悸(どうき)がする
・抜け毛や白髪が多い
・かすみ目、疲れ目がある
・手足がしびれる、こむらがえりが起こりやすい
・舌が小さく、色が淡い

「心当たりがある人は、体をいたわって!」と代表の前田さん


漢方サロン&薬膳カフェ フィグ
帯広市南の森西1丁目6-8 Tel:0155・66・9225
営:10時~18時 休:日曜

※フリーマガジン「Chai」2020年3月号より。
※写真の無断転用は禁じます。

うるおう、私

春は肌が乾燥しやすく、環境の変化で心や体へのストレスも多い季節。そんなときこそ、スキンケアや質の良い食事にこだわり、心を豊かにする小さな習慣を始めましょう。明日の「きれい」のために、体と心に潤いを―。

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