大切な家族との時間　スーダン共和国　サハルさん～ＪＩＣＡと学ぶ！世界の子育て（２２）

スーダン共和国　サハル　イザルディーン　アブダッラー　アルマフ（Ｍｓ. Ｓａｈａｒ　Ｉｚｚａｌｄｅｅｎ　Ａｂｄａｌｌａｈ　Ｅｌ　Ｍａｈａｄｉ）さん
Ｑ．スーダンの子育ては？
　家族形態は大家族が基本です。「大きな家」とも呼ばれ、祖父母と一緒に暮らします。家庭では子どもたちに正直さや誠実さ、他者への敬意などを教えます。私も大家族で育ちました。両親が共働きだったので、祖母が面倒を見てくれました。祖母は家族のために料理を作ってくれて、私は祖母が作るシチューのようなスープが大好きです。祖母からは自信や愛をたくさんもらいました。

Ｑ．子育ての課題は？
　最近では子どもたちがスマートフォンやタブレットでネットやソーシャルメディアに触れる時間が多く、家族で過ごす時間が減少しています。両親は家族を養うために働いていて、帰ってきて親もスマートフォンを見たりと家族の時間が減っています。大切なのは「親の代わりはいない」ということです。私がもし母親になったら最善を尽くしたいです。子どもと遊ぶ時間を増やして、たくさんの思い出をつくりたいと思っています。



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　ＪＩＣＡ研修員や留学生が母国の子育ての慣習や文化などを紹介する。

＜ＪＩＣＡ北海道（帯広）＞
　独立行政法人国際協力機構（ＪＩＣＡ）の道東地域の拠点。地域と連携して「開発途上国の課題解決」と「道東地域の国際化・活性化」への貢献を目指している。