十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年1月号

特集/今食べたい 冬の鍋

走るって楽しい!(6)「十勝のランナー10人に聞く私が走り続ける理由(1)


子どもと一緒に趣味を楽しむ3人の子を持つ母
上神田章子さん

 出産などを経験し、しばらくランニングから離れていました。運動不足を感じ、再び走り始めることに。子どもが自転車でついてきてくれたり、家族で買い物した帰りに1人だけ走って帰る「置き去りラン」をするなど家族を巻き込みながら楽しんでいます。




フードバレーマラソン皆勤賞 音更高校校長
重道法人さん

 大食漢で太りやすく、体型維持のために始めました。年齢を重ねると内臓や足にダメージが大きく、無理はしないようにしています。「今の努力が10年後の自分をつくる」と言い聞かせ、目標をもって課題を乗り越えるやりがいを日々感じています。




札内北小学校教諭、少年サッカーチーム「Spo-RE幕別札内SC」コーチ
喜多進さん

 地元のマラソン大会と十勝のサッカーを盛り上げたいと、サッカーボールの仮装をして出場。名物ランナーになれるよう、前転してゴールするのがお決まりです。最初は頭のみでしたが、6~7年前から胴体にもサッカーボールを導入。重いですが、声をかけられるとうれしくて頑張れます。




新しいことにも果敢に挑むホッチーノコーヒー(帯広)代表
ほたる・ダネジさん

 ランニングは私にとって気持ちを安定させてくれるもの。自然とポジティブになれます。夏の暑さ、雨の匂い、野良猫の動きなど、季節や景色の移ろいを全身で感じられるのも幸せ。最近はトライアスロンにも挑戦中。おばあちゃんになっても一生走り続けていたい!




仕事も趣味も全力で走り抜く鹿追町教育委員会課長
平山宏照さん

 ランニングは自分と対話する時間です。自分の強さと弱さに向き合うことで心を整えています。また、道内各地のマラソン大会に出場するついでに巡る、ご当地の食事と温泉も楽しんでいます。サロマ湖100キロマラソンの10回完走を達成して、4人の我が子に「やればできる」ことを伝えたい!

※フリーマガジン「Chai」2024年9月号より。
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