十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年1月号

特集/今食べたい 冬の鍋

走るって楽しい!(3)「番外編 ウオーキングはじめの一歩」

 運動不足のずっきーは、ウオーキングで体力づくりからスタート。効率的な歩き方を教わりました。


<体験した人>
ずっきー(左)

デスクワークで足腰が弱りっぱなしのアラフィフ編集者。運動したいと思いつつ、2024年が半分以上過ぎていることに焦りを感じている

<教えてくれた人>
長谷川昌二さん(右)

帯広市市民福祉部健康推進課・主査。「健康運動指導士」の資格を持ち、健康づくりに関する運動のアドバイスを行う。出前健康講座で、町内会や企業に運動指導することも

ウオーキングを始める前に
腕の可動域を広げるストレッチ

 腕を大きく振れるようになると、自然と胸が開き歩幅も広がって良い姿勢をキープできます。足に意識が向きがちですが、まずは腕の動きに気を配りましょう。


BEFORE NGフォーム


AFTER OKフォーム


脱自己流!
ウオーキングの疑問を解決するQ&A

Q1.1日どのくらい歩けばいいの?
A 厚生労働省が健康維持に推奨する運動量の目安は、成人は歩行か同程度の身体活動を1日60分(約8000歩)、高齢者で40分(約6000歩)といわれています。最初は無理のない歩数から始め、少しずつ距離を増やすといいでしょう。

Q2.どのくらいのスピードで歩けばいい?
A 普段歩いているより少し早めに歩くのがベスト。心拍数を上げることで、心肺機能が鍛えられます。呼吸がゼイゼイとなるまでスピードを上げる必要はなく、軽くおしゃべりできる程度の余裕があって大丈夫です。

Q3.忙しくてウオーキングの時間が取れません
A 30分連続で運動しても10分の運動を3回に分けて行っても、その効果に大きな差はありません。今より10分間多く体を動かしてみませんか。階段を使う、建物から離れた場所に駐車して歩くなど、すき間時間で運動量は増やせます。

※フリーマガジン「Chai」2024年9月号より。
※撮影/平栗玲香。写真の無断転用は禁じます。