北海道の山を切り撮る

16年ぶりの2回目の登頂 山頂泊は初 戸蔦別岳(1959m)

  • チロロ林道から北戸蔦別、戸蔦別、幌尻岳に至るルートは現在、日高山脈主稜線に至る最短ルートの一つであろう。

  • 「トッタの泉」は秋口に枯れることがあるらしい。季節によって尾根取り付きで給水する必要あり(要煮沸)

  • 台風被害により、近年北戸蔦別ルートが注目されているが、日高山脈はテント場が少なく多くの登山者には耐えられないだろう。テン場はヌカビラ岳~北戸蔦別岳間で2箇所、それぞれ2~3張。頂上には2人用テント2張程度のスペースがある。戸蔦別岳は4~5人用テント1張なら設営できるだろう。七つ沼カールに下りれば、真っ平らな砂地のテン場と豊富な水で登山者の楽園だが、ヒグマの楽園でもある。

  • 日帰りで幌尻岳を往復するいわゆる「トレラン」スタイルの登山者もみられる。GPSやウルトラライトザックなど最新装備があってこそ。天気の急変に対応できる装備を。
  • 伏美岳~北戸蔦、戸蔦、幌尻への縦走には戸蔦別川本流がおすすめ。