十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年8月号

特集/十勝で涼む

【健康】乳幼児も使える新薬で効果 アトピー性皮膚炎

 かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返すアトピー性皮膚炎。従来の治療は塗り薬が中心だったが、近年、生物学的製剤の注射や経口の「JAK阻害薬」といった薬物療法が登場し、昨秋から乳幼児にも投与可能になり治療の幅が広がった。国立病院機構三重病院(津市)小児科の長尾みづほ臨床研究部長に聞いた。

▽乳幼児期の治療効果大
 アレルギーになりやすい子どもは