十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年8月号

特集/十勝で涼む

【健康】小児期の逆境克服で認知症リスク減

 子供の頃の経済・社会的状況がその後の人生で改善した人は、高齢期に認知症を発症するリスクが低かったと、大阪大大学院などの研究グループが発表した。

 研究グループは、2010~16年に65歳以上の健康な日本人9186人(男性51.2%)を対象に、家庭の資産や教育歴、職歴などから見る社会経済的指標(SES)について、15歳までの状況を調査。その後のSESの変化を評価し、認知症発症リスクとの関連を