てくてく名店さんぽ(53)「ラルジュはせがわ」
個性を引き出すプラスサイズの服
大通沿いに建つラルジュはせがわは、市内中心部にある名店の一つ。1939(昭和14)年に創業し、ふくよかな体形の人に向けた13〜25号の婦人服をそろえる。大きなサイズ専門といっても、デザイン豊富で色合いも華やか。3000円前後の手ごろな商品も並ぶ。「昔は痩せて見えるようにと黒い服が好まれたけれど、今は好きなものを自由に選ぶ方が多い」と店主の長谷川克夫さんと妻の節子さん。体形を生かしておしゃれを楽しむのがトレンドだ。
呉服屋として始まり、大きなサイズの服を取り扱うようになったのは1965(昭和40)年ごろ。当初は店の一部に並べる程度だった。その後大型店の参入で街が変わり行く中、生き残りをかけて先代の長谷川克巳さんが専門店へと舵を切ったそう。
ゆっくり商品を選び、気兼ねなく試着できるのが同店の売り。カジュアルからフォーマルまで幅広い品がそろうのも自慢だ。「大きい服専門のブランドはサイズの判断が難しい場合があるので、ぜひご来店を」を克夫さん。相談に応じて商品を取り寄せるなど丁寧な接客が愛され、「この店がなくなると困る」と常連が話すのも納得できる。
大通沿いに建つラルジュはせがわは、市内中心部にある名店の一つ。1939(昭和14)年に創業し、ふくよかな体形の人に向けた13〜25号の婦人服をそろえる。大きなサイズ専門といっても、デザイン豊富で色合いも華やか。3000円前後の手ごろな商品も並ぶ。「昔は痩せて見えるようにと黒い服が好まれたけれど、今は好きなものを自由に選ぶ方が多い」と店主の長谷川克夫さんと妻の節子さん。体形を生かしておしゃれを楽しむのがトレンドだ。
呉服屋として始まり、大きなサイズの服を取り扱うようになったのは1965(昭和40)年ごろ。当初は店の一部に並べる程度だった。その後大型店の参入で街が変わり行く中、生き残りをかけて先代の長谷川克巳さんが専門店へと舵を切ったそう。
ゆっくり商品を選び、気兼ねなく試着できるのが同店の売り。カジュアルからフォーマルまで幅広い品がそろうのも自慢だ。「大きい服専門のブランドはサイズの判断が難しい場合があるので、ぜひご来店を」を克夫さん。相談に応じて商品を取り寄せるなど丁寧な接客が愛され、「この店がなくなると困る」と常連が話すのも納得できる。
左/〈セピアブラウス〉F2(約17号~)サイズ14,300円と〈QUINTYジャンバースカート〉F3(約19号~)サイズ18,700円のコーディネート。いずれも大きなサイズ専門のブランド品で、着やすさも考慮されている
右/爽やかなグリーンが目を引く〈ラクープ ワンピース〉F4(約23号~)サイズ33,000円。華やかなレースがポイントで、卒業・入学式や結婚式などのセレモニーにぴったり
<ラルジュはせがわ>
帯広市大通南9丁目17
Tel:0155・23・4322
営:9時30分~18時30分
休:なし(年末年始、盆休みあり)
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2024年2月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。