てくてく名店さんぽ（４８）「プレイヤーズ帯広店」
店長の大川俊介さんもサッカーに魅せられたひとり。ほかのスポーツも経験したが「戻ってきた」。親身な接客を心掛け、選手のコンディションもヒアリングし本当に必要な商品を見極めて提案する
１９８３年に創業したプレイヤーズ帯広店は、今年で４０周年を迎える老舗サッカー用品店だ。
６８歳になる同店代表の成田喜幸さんは、中学生の頃からサッカー一筋。開店当初は総合スポーツ用品店だったが、成田さんにとって自信のあるスポーツ、サッカーに絞ったという。店舗にはチームやスクールを立ち上げ、十勝のサッカーをけん引してきた成田さんの思いが詰まっている。成田さんは「ボールさえあれば、世代や性別・人種を超えて楽しむことができるのが魅力のスポーツ。世界のサッカーファンは勝敗を大事にしつつも、良いプレーを楽しむ姿勢がある」と熱く語る。
ジュニアから大人用までの、シューズやボール、ウエアにソックスなど、ありとあらゆるサッカー用品が所狭しと並ぶ。大型スポーツ店に引けを取らない品ぞろえは圧巻だ。男性スタッフは皆、サッカー経験者ばかり。プレイヤーならではの観点で相談に乗りながら接客する。サッカーをもっと楽しくプレーしたいなら、ぜひ足を運んで。
豊富な在庫が自慢のソックス類。多様なユニフォームに合わせられるよう、多岐にわたる色とメーカーを扱っている
シューズは１３０種類ほど。よいプレーをするため、足に合った靴を見つけよう。オンライン通販もしているが店舗で試し履きするのがおすすめだ
＜サッカープロショップ プレイヤーズ帯広店＞
帯広市公園東町３丁目１１－１
Ｔｅｌ：０１５５・２５・８８１３
営：１０時～２０時
休：水曜（祝日を除く）
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Ｃｈａｉの連載です。
※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２３年９月号より。
※撮影／鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。
