てくてく名店さんぽ(42)「おむすび処はな」
左からオーナーの宮川敦代さんと、豚汁を担当するお母さんの伊藤百合子さん、娘さんの近藤奈那英(ななえ)さんの親子三代が支える同店。なんと全員がウサギ年の年女!通常営業では1日100個限定のため事前予約がお勧め
住宅街の一角にたたずむ「おむすび処はな」。2020年5月オープンの新しい店舗ながら、オーナーの宮川敦代さんが握るおむすびの味が評判だ。ふわっとやさしく握ったおむすびの味は「何かが違う」と夢中になる人が多いとか。
おむすびは定番12種類に加えて、たくさんの限定メニューを販売。宮川さんのお母さんと娘さんの親子三世代で、調理やレシピ開発している。米は「五つ星お米マイスター」が厳選した道産ゆめぴりか、塩はミネラル豊富なヒマラヤ岩塩、国産のりなど素材にこだわる。具材や総菜も塩分控えめの味付けで、体に優しく毎日食べても飽きないおいしさが自慢だ。
宮川さんは小さな頃から大のおむすび好き。以前は食と関係のない仕事に就いていたが、客に手料理を振る舞うほどの料理好きが高じて同店を開店したという。親子3世代で作るおむすびは具も愛情もいっぱい。おなかだけでなく心も優しく満たされる。
一番人気の〈シャケ〉230円は、2種類のシャケを手ほぐししてブレンドした。〈三色おむすび〉280円は3つの具材が入るジャンボサイズ。唐揚げや卵焼きなども人気で、〈豚汁〉250円もぜひ。大量注文も可能、詳しくは問い合わせを
<おむすび処はな>
帯広市西8条南8丁目12
Tel:090・1640・0087
営:11時~14時(LO30分前)なくなり次第終了
休:火・日曜、祝日
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2023年3月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。