十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年7月号

特集/心沸き立つ! 焼肉!

【健康】進行期に新たな治療法、パーキンソン病

 動作が遅く手足が震える症状が特徴のパーキンソン病。飲み薬で改善するが、治療を始めて数年たつと、薬の効き目が早めに切れてしまい、急に動けなくなるなどの症状が表れることが多い。そんな進行期の新たな治療薬が今年発売された。開発に携わった国立病院機構旭川医療センター(北海道旭川市)の木村隆院長(脳神経内科)に聞いた。

▽薬切れ歩行困難
 パーキンソン病は、脳が「