うまいぞ!中華(14)「Chaiランナーが行く 初中華ちらし食べてきたぞ!~ラーメン元気」
帯広のソウルフードとして知られる〈中華ちらし〉の始まりは、1968(昭和43)年ごろ。割烹松竹に勤めていたあじ福の初代店主・池田直彦さんが考案した賄い料理が元になり、メニューに加わりました。
そんな中華ちらしを友達に「食べたことないの?」と驚かれ、食べに行くことを決心! ちらしと聞くと酢飯なのか? 具材は何か、どの様な味付けか、想像が膨らみます。
いざ、実食!
今回、私が初・中華ちらしに選んだのがラーメン元気。店主・野瀬亜希彦さんはあじ福で修行を積み、味の基本を学びました。同店の〈中華ちらし〉は1999(平成11)年のオープン当初から親しまれています。
店内に広がるしょうゆのいい香り。あぁ、早く食べたい! 甘じょっぱい味付けが具材によく絡み、ご飯との相性抜群です。キクラゲや野菜の食感も何口食べても楽しい。あっという間に完食! ごちそうさま。「食べ切れるかな」という心配は無用でした。
中華ちらしに決まった具材はなく、店によって個性があります。1回食べれば、中華ちらしを理解できると思っていたけど、奥が深い。甘く見てた…ごめんなさい! すっかり中華ちらしのとりこになりました。今度はどの店に中華ちらしを食べに行こうかな。
芽室町東9条8-3-4
Tel:0155・62・2112
営:11時~15時(LO30分前)
※営業時間が変更になる場合あり
休:水曜
※フリーマガジン「Chai」2022年7月号より。
※撮影/辻 博希。写真の無断転用は禁じます。
うまいぞ!中華
十勝に夏がやってきた! この暑さを乗り切るために、とにかくスタミナチャージが必要だ。そんな時には中華料理をガッツリと。さあ、おなかを空かせてご覧ください。