てくてく名店さんぽ(33)「花芳」
花を日常に取り入れ、さりげなく飾る習慣を
「贈り物だけではなく、日ごろから家の中に花を飾る―。そんな習慣を取り入れてもらえるよう努めています」と話すのは老舗の花店「花芳」の3代目代表・渡部友広さん。週末の来店者には、購入した花の他に「家に飾って」とオマケの花をプレゼントすることも。
同店は祖父の小塩彌平衛さんがリヤカーで花を売り歩き、(1938)昭和13年に大通南6にあった「大北市場」に店を構えたのが発祥だ。渡部代表は札幌の大学を出てから3年間、札幌の大手花店で修業を積み、25歳で花芳へ。(2003)平成15年に代表に就任した。
「景気が悪くなれば真っ先に切られるのがこの業界」と嘆く。仕入れ価格の高騰も追い打ちをかけ、売価を抑えるのも限界に近付いている。しかし、〝コロナ後〞を見据え、花を「売る」ことより「普及する」ことに情熱を傾け、困難に立ち向かっている。
「贈り物だけではなく、日ごろから家の中に花を飾る―。そんな習慣を取り入れてもらえるよう努めています」と話すのは老舗の花店「花芳」の3代目代表・渡部友広さん。週末の来店者には、購入した花の他に「家に飾って」とオマケの花をプレゼントすることも。
同店は祖父の小塩彌平衛さんがリヤカーで花を売り歩き、(1938)昭和13年に大通南6にあった「大北市場」に店を構えたのが発祥だ。渡部代表は札幌の大学を出てから3年間、札幌の大手花店で修業を積み、25歳で花芳へ。(2003)平成15年に代表に就任した。
「景気が悪くなれば真っ先に切られるのがこの業界」と嘆く。仕入れ価格の高騰も追い打ちをかけ、売価を抑えるのも限界に近付いている。しかし、〝コロナ後〞を見据え、花を「売る」ことより「普及する」ことに情熱を傾け、困難に立ち向かっている。
<花芳>
帯広市東1条南5丁目19
Tel:0155・24・4187
営:9時~18時
休:なし
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2022年6月号より。
※撮影/鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。