新聞記者から再び旅人に ロバと共に巡るイラン 続・旅の窓から(1)
目的地もなく、見知らぬ土地をただ彷徨(さまよ)いたい。そんな漂泊の思いが芽生えたのは、いつからだろう。私は今、中東のイランをロバと共に歩いている。昨年末、十勝毎日新聞社を退社し、今年2月25日に日本を発った。ロバに荷物をのせ、行けるところまで歩いてみようと思っている。
なぜそんな旅をするのか。コロナ禍に加え、世界で大きな紛争が起きている今、これまで何度も自分に問いかけてきた。...
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目的地もなく、見知らぬ土地をただ彷徨(さまよ)いたい。そんな漂泊の思いが芽生えたのは、いつからだろう。私は今、中東のイランをロバと共に歩いている。昨年末、十勝毎日新聞社を退社し、今年2月25日に日本を発った。ロバに荷物をのせ、行けるところまで歩いてみようと思っている。
なぜそんな旅をするのか。コロナ禍に加え、世界で大きな紛争が起きている今、これまで何度も自分に問いかけてきた。...
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