【美味来燦~農とつながる】(後編)自然栽培が投げかける食のあるべき姿
折笠農場が自然栽培に取り組み始めるさらに30年以上前、1967~68年ころに先代の秀勝さんは、ビートの生産量で2年連続、十勝1位になった。だが、息子の健さんによると、父親は土地がやせていくのを感じ取っていた。危機感から、畑の半分を緑肥に充て、残り半分で生産した。収量は当然、半分になった。
折笠農場が自然栽培に取り組み始めるさらに30年以上前、1967~68年ころに先代の秀勝さんは、ビートの生産量で2年連続、十勝1位になった。だが、息子の健さんによると、父親は土地がやせていくのを感じ取っていた。危機感から、畑の半分を緑肥に充て、残り半分で生産した。収量は当然、半分になった。
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