本日、寿司気分(7)「港町で発見!一流の江戸前寿司~鮨処 翼」
カウンターで手際よく寿司を握るのが店主の関口清さん。「お寿司はね、握ってすぐの状態が一番おいしいよ」と気さくに薦めてくれる。そのアドバイス通り寿司を口へ運ぶと、魚介のうま味が広がり、シャリはいいあんばいにほどけていく。あぁ、寿司はかくあるべし。
神奈川県出身の関口さんは、10代の頃から寿司職人として腕を磨き、12年前、妻・優子さんの父親から引き継いだ広尾町の民家で寿司屋を開いた。以来ネタにひと手間加えた江戸前の寿司で、訪れる客をもてなしている。
それにしても、関口さんのこだわりは半端じゃない。地元産を中心に、吟味した食材を使うのは序の口、しょうゆまで手作りするというから徹底している。「一度食べると、うちの寿司のおいしさが記憶されちゃうみたい」と、笑う関口さん。こうして″翼の味"に魅せられた客がまた一人、のれんをくぐる―。
神奈川県出身の関口さんは、10代の頃から寿司職人として腕を磨き、12年前、妻・優子さんの父親から引き継いだ広尾町の民家で寿司屋を開いた。以来ネタにひと手間加えた江戸前の寿司で、訪れる客をもてなしている。
それにしても、関口さんのこだわりは半端じゃない。地元産を中心に、吟味した食材を使うのは序の口、しょうゆまで手作りするというから徹底している。「一度食べると、うちの寿司のおいしさが記憶されちゃうみたい」と、笑う関口さん。こうして″翼の味"に魅せられた客がまた一人、のれんをくぐる―。
<Data>
鮨処 翼
広尾町公園通南3丁目2-5
Tel:01558・2・0141
営:11時~14時、17時~ネタが無くなり次第終了
休:不定(ネタの状況による)
※ランチの提供は平日のみ
※フリーマガジン「Chai」2021年9月号より。
※撮影/辻 博希。写真の無断転用は禁じます。
本日寿司気分
お寿司にしよう。という一言で、笑顔になれる。家族や友人と。おめでたい時や頑張ったご褒美に。ネタをお好みでえらんでみたり、港町にわざわざ足をはこんでもよし。寿司を食べる日は、ワクワクが止まらない。