てくてく名店さんぽ(19)「ナルセ養蜂場」
蜂蜜は豊かな森からの贈りもの
「一口で『蜂蜜』と言っても花の種類によって味や香り、色が違い、奥が深い。ぜひおいしい自然の恵みを日常生活に取り入れてほしい」。蜂蜜販売の「ナルセ養蜂場」(成瀬光昭代表)の3代目、成瀬一軌さん、潤姫(ゆに)さん夫妻は熱っぽく語る。
創業者である一軌さんの祖父・浩さんは、「自然の中で生活をしたい」と養蜂を始め、鹿児島を拠点に、岐阜や青森などで蜜を集めながら北上し、夏の4カ月間を、幕別町札内で過ごした。1968(昭和43年)にミツバチとの旅をやめ、現在の幕別町札内に定住。知り合いの養蜂家から蜂蜜を仕入れ、販売業に専念した。光昭代表の長男、一軌さんは岐阜県の養蜂家で5年間修業し、7年前に幕別に戻って後継者となった。
「蜂蜜の殺菌作用はよく知られており、豊かな森の資源から生まれる北海道産の蜂蜜は、おいしいだけではなく、ヘルシーで、食べ方もいろいろ楽しめます」と夫妻。「店内で試食してお好きなものをぜひ」と笑顔で呼び掛ける。
「一口で『蜂蜜』と言っても花の種類によって味や香り、色が違い、奥が深い。ぜひおいしい自然の恵みを日常生活に取り入れてほしい」。蜂蜜販売の「ナルセ養蜂場」(成瀬光昭代表)の3代目、成瀬一軌さん、潤姫(ゆに)さん夫妻は熱っぽく語る。
創業者である一軌さんの祖父・浩さんは、「自然の中で生活をしたい」と養蜂を始め、鹿児島を拠点に、岐阜や青森などで蜜を集めながら北上し、夏の4カ月間を、幕別町札内で過ごした。1968(昭和43年)にミツバチとの旅をやめ、現在の幕別町札内に定住。知り合いの養蜂家から蜂蜜を仕入れ、販売業に専念した。光昭代表の長男、一軌さんは岐阜県の養蜂家で5年間修業し、7年前に幕別に戻って後継者となった。
「蜂蜜の殺菌作用はよく知られており、豊かな森の資源から生まれる北海道産の蜂蜜は、おいしいだけではなく、ヘルシーで、食べ方もいろいろ楽しめます」と夫妻。「店内で試食してお好きなものをぜひ」と笑顔で呼び掛ける。
<ナルセ養蜂場>
幕別町札内新北町40-1
Tel:0155・56・2302
営:9時~18時
休:水曜
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年4月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。