ときめく☆文房具(4)「愛用の品、拝見! 私の文房具自慢」
お気に入りの一品にそれぞれの個性が光る
帯広畜産大学3年生 (右から)野沢波留乃さん、伊藤優里さん、添田若菜さん
帯広畜産大学の文具大好き3人娘が集合! 伊藤さんのおすすめは、ロルバーンのスケジュール帳。「メモが多くて使いやすい。クリアポケットに愛犬の写真を入れて癒やされています」と絶賛する。
添田さんは幼い頃からダンボのグッズに夢中。一方、イラスト付きのクリップは姉がくれたものだ。「独特なデザインは、見ているだけで楽しいんです」。
絵本「バムとケロ」「11ぴきのねこ」のイラスト付き文具を見せてくれたのは、野沢さん。「クリアケースは2年前に絵本展で購入。好き過ぎて使えません」と笑う。3人の熱い文房具トークはいつまでも続く―。
かわいくて機能的 販売員ならではのセンス
東急ハンズトラックマーケット帯広藤丸店 販売員 庄司恭子さん
「かわいいものが大好き!」と庄司さん。文具も含めユニークな商品がそろう店で鍛えた目利きは確かだ。
マカロンのようにキュートな携帯ハサミ<サクサポシェ>は刃が本体に収納され、キャップがなく片手でスライドして使えるすぐれもの。粘着テープを切ってもべたつかない。体が自在に曲がる<ライトマンアニマルズ>はメモを挟んだり、動物の光る目をライト代わりにバックヤードで活躍するという。
ポップ作りなど仕事で文具を使う場面は多く、私物のポシェットには機能も充実したアイテムがぎっしり。「デスク周りをかわいくして気分を上げてください」。まずは店頭で声を掛けてみて。文具の新たな魅力を教えてくれるはず。
帯広市西2条南8丁目(藤丸6F)
Tel:0155・24・2101
営:10時~19時
休:藤丸に準ずる
大好きな文房具は暮らしを楽しむツール
帯広ガス勤務 岡本幸恵さん
帯広ガスで営業事務員として働く岡本さんは、12年もの間、広報誌「ほっと一息」のイラストやコラムを担当している。「アナログ人間なので、イラストは全部手書き」と話す岡本さんだけに、筆記用具への思い入れは強い。イラストを描くペンもPIGMA「SAKURA」の一択、というこだわりようだ。 「消しゴムを山のように集めていた」幼小時代から、今も“文房具愛”は変わらず。手紙を書くことや手帳のアレンジが好きなので、特に「マスキングテープや付箋には目が無い」そう。岡本さんにとって文房具は、アイデアや思いを形にするツール。仕事でもプライベートでもなくてはならない相棒のようだ。
帯広市西9条南8丁目5
Tel:0155・24・4200
心癒す花といつも一緒に
full bloom ハーバリウム講師 澤崎容子さん
日本ハーバリウム協会の認定講師として、十勝を中心に活躍する澤崎さん。愛用のボールペンにも、美しい花があしらわれていた。「ハーバリウムのボールペンは、プレゼントにぴったり。誕生月にちなんだ花で作り、バースデープレゼントとして贈るのもお薦めです」と、澤崎さん。ハーバリウムは光に当たると劣化するため、ペンケースなどに入れておくと色が長持ちするという。
ペン立てとして使えるフラワーベースも人気の一品。部屋に飾るだけで、華やかな雰囲気を演出できる。花の“癒やしパワー”が詰まった文具は、手にするたびに幸せな気分に浸れそう。
帯広市西24条南3丁目53-5
Tel:090・2692・3831
営:9時~18時
休:不定
https://ameblo.jp/sflow50
※フリーマガジンChai3月号より。
※写真/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。
ときめく☆文房具
生活スタイルなどに合わせて、形や機能が変わっていく文房具。世代を超えて愛されるものから昭和の貴重なアイテム、最新の文房具までを集めました。