てくてく名店さんぽ(27)「魚道(うおみち)」
好みにも対応、街の魚屋さん
魚さばきが苦手な若いお母さんから、仕事帰りに刺し身を求めるサラリーマンまで。街の魚屋さん「魚道」には、質のよい魚を求めて次々と客が訪れる。
代表の能本博道さんは、帯広の能本水産(能本政弘社長)の先代の次男。市内の水産会社で27年間勤め、3年前に独立した。人気はサバやサメガレイなどの漬け魚、ホッケやソウハチといった干物、刺し身の盛り合わせだ。
多くの食品が値上がりする中で魚も例外なく、「仕入れが大変」と話す能本さん。それでも丸魚で仕入れて干物や漬け魚を自社で製造し、極力安く提供する。昨年は干物専用の乾燥機も導入。温度や湿度、送風時間の管理が省け、年間を通じておいしい干物を提供できるようになった。
年末に向けてタラが旬を迎える。「好みのサイズに切り売りもできます」という細やかな対応がうれしい。地方発送が増える時期でもあり、目利きに一層情熱が宿る。
魚さばきが苦手な若いお母さんから、仕事帰りに刺し身を求めるサラリーマンまで。街の魚屋さん「魚道」には、質のよい魚を求めて次々と客が訪れる。
代表の能本博道さんは、帯広の能本水産(能本政弘社長)の先代の次男。市内の水産会社で27年間勤め、3年前に独立した。人気はサバやサメガレイなどの漬け魚、ホッケやソウハチといった干物、刺し身の盛り合わせだ。
多くの食品が値上がりする中で魚も例外なく、「仕入れが大変」と話す能本さん。それでも丸魚で仕入れて干物や漬け魚を自社で製造し、極力安く提供する。昨年は干物専用の乾燥機も導入。温度や湿度、送風時間の管理が省け、年間を通じておいしい干物を提供できるようになった。
年末に向けてタラが旬を迎える。「好みのサイズに切り売りもできます」という細やかな対応がうれしい。地方発送が増える時期でもあり、目利きに一層情熱が宿る。
<魚道>
帯広市西16条南4丁目7
Tel:0155・67・1180
営:10時~19時
休:水曜(火曜は不定)
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2021年12月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。