今日からできる時短テク(2)「手持ちの道具でサッとアレンジ シーン別メーク術」
Before
モデル:Chai編集部ととり
自己流メークだとこんな感じです
【ととりの私物メークアイテム】
いつものメーク道具を使います。上段左からアイカラーパレット、メークパレット、ファンデーション。下段左からリップ、眉から、マスカラ、アイライナー、下地、チーク
☆効率up
「一番の時短はきれいな道具! 化粧のりが断然違います」とトータルビューティーアーティストの木村朱里さん。きれいな鏡に顔を映してメークをすることも時短に
■ハイライトと眉、チークでオフィスメーク
血色なく見られがちな顔は、立体感とメリハリをつけることに。チークやハイライト、フェイスカラーで艶を与え、眉の形を整えました。
〇ハイライト
目の下と眉間から、鼻の付け根に入れます。光が当たる鼻先に自然につながり、オフィス映えする顔に。鼻の下に赤味がある人は同じく、ハイライトもしくはコンシーラーでカバーを。顔の中心を明るくすることを意識して。
使ったのはコレ
メークパレットの一色。ととりがアイシャドーとして使っていた色
☆効率up
何役もこなす「ハイライト」のアイテムは万能。小鼻の横に入れるとほうれい線が目立ちにくくなります
〇チーク
頬骨の上をなぞるように斜めに入れると大人っぽく、小顔効果も。濃く付けすぎたときはハイライトで調整すると艶っぽく仕上がります。
使ったのはコレ
リキッドタイプのチーク
☆効率up
化粧直しには「ハイライト」と「チーク」が便利。素早く元気な表情に!
〇眉
まずは正しい位置の眉山を把握し、顔を引き締めるためいつもより濃い色で描きます。目がはっきりしている顔は眉を強調することでバランスが取れ、目元全体が柔らかい印象になります。
使ったのはコレ
メークパレットの上から2番目、右端のブラウン
☆効率up
印象を左右する眉のこつをつかむことが時短の近道
オフィスAfter
オフィスメーク完成!知的さと女性らしさが漂います。
■華やかな目元でお出かけメーク
続いて、会社帰りの華やかなメークに挑戦。目元を中心に、オフィスメークの上からアレンジしました。
〇アイシャドー
立体感を出すように色を載せます。目の丸みに合わせ、目尻、目頭の際それぞれから黒目に向かって丸みを意識して手を動かして。ブラシやチップの道具を使い分け、グラデーションを出しましょう。
使ったのはコレ
1色目はパレット上段右端のボルドー、2色目はその左隣のベージュ。1色目のボルドーはブラシで全体にぼかし、2色目はチップを上から滑らせて色を載せます
Before
After
まぶたのかなり上部まで載せてOK。目を開けたときにしっかり色が見えます。より華やかにしたいときはパール系を上に重ねて。変化が出て、表情に彩りを添えます
☆効率up
道具の使い分けやテクニックで、少ない色数でも変化を出せます
〇アイライナー&マスカラ
アイライナーはまつ毛とまつ毛の間を埋めるように。マスカラは根元から、まつ毛の生えている方向を意識して、目頭、真ん中、目尻側と放射状につけると1.5倍目が大きく見えます。
仕上げは…
◇チークをブラシでふんわり入れて、かわいらしく
使ったのはコレ
メークパレット上段、左上のピンク
◇アイカラーパレットの1色を使い、目の下にパール感があるハイライトを重ねて華やかさアップ
◇眉にもアイシャドーと同じボルドーを重ね、眉から、リップを塗ってフィニッシュ!
【裏技】チークの代用としてリップを使うこともできます
お出かけAfter
お出かけメーク完成! 上品なお姉さんに変身!「同じアイテムでもいろんな使い方を学びました。毎日練習します!」
<まとめ>
メークのアイテムはどこに何を使ってもよいという気持ちで、可能性を楽しみましょう
<教えてくれた人>
トータルビューティーアーティスト 木村朱里さん
美容師、JMSメイクアップアーティスト1級、JMS経絡エステエステティシャン1級。資生堂美容部員を経て、メークスクールの講師などを務めています。映画やテレビ出演者のヘアメーク経験多数。
Total beauty Salon AKARI.
帯広市東2条南20丁目13-2
Tel:0155・66・9304/090・6997・3828
※フリーマガジン「Chai」2021年1月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
今日からできる時短テク
新しい年は、心地よい暮らしを考えてみませんか? 切り口はいろいろありますが、今回は「時短」についてピックアップ。物探しの時間を減らす部屋の整理方法や、アレンジが簡単にできる料理レシピなど、すぐにチャレンジできて女性にうれしい時短術を紹介します。無駄を減らして、2021年は気持ちいいスタートを切りましょう。