てくてく名店さんぽ(14)「肉の専門店 おおつか」
尽きない肉への探求心
「切り方や部位でも味は変わる。肉の新たな魅力を発見できたときはうれしいね」と目尻を下げる店主・大塚秀樹さん。一語一句から、肉への愛情と探究心がにじみ出る。
1964年に開業した父・捷紘(かつひろ)さんの背中を見て育ち、同じ肉屋の道を歩むことを決意したのは19歳のとき。需要が高まる夏は夜通し肉を処理することもあるが、「切るのも食べるのも好きで」と労を惜しまない。
先代から変わらぬ味付けは、「子どもも食べられること」がこだわりだ。肉の個性を見極めた手切りは、腕の見せ所。一番人気の厚切りジンギスカンをはじめ、ホルモンやサガリなど40~50種はそろう商品のファンは多く、札幌や道外からも注文がある。
2年前には店舗も新たに。「これからも地域においしさを届けます」と語る秀樹さんがどんな肉の魅力を開拓して伝えてくれるのか、楽しみだ。
「切り方や部位でも味は変わる。肉の新たな魅力を発見できたときはうれしいね」と目尻を下げる店主・大塚秀樹さん。一語一句から、肉への愛情と探究心がにじみ出る。
1964年に開業した父・捷紘(かつひろ)さんの背中を見て育ち、同じ肉屋の道を歩むことを決意したのは19歳のとき。需要が高まる夏は夜通し肉を処理することもあるが、「切るのも食べるのも好きで」と労を惜しまない。
先代から変わらぬ味付けは、「子どもも食べられること」がこだわりだ。肉の個性を見極めた手切りは、腕の見せ所。一番人気の厚切りジンギスカンをはじめ、ホルモンやサガリなど40~50種はそろう商品のファンは多く、札幌や道外からも注文がある。
2年前には店舗も新たに。「これからも地域においしさを届けます」と語る秀樹さんがどんな肉の魅力を開拓して伝えてくれるのか、楽しみだ。
<肉の専門店 おおつか>
帯広市西12条南14丁目1
Tel:0155・24・1144
営:9時~19時
休:火・水曜(祝日は営業)
◆てくてく名店さんぽ
帯広や十勝の町の名店を紹介する、Chaiの連載です。
※フリーマガジン「Chai」2020年11月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。