アイスマン福留さんが注目！！十勝の愛す（７）「冬のアイスを楽しもう！！」

　寒い季節、温かい部屋でアイスを楽しむぜいたくな体験。近年注目の「冬アイス」は、実は半世紀以上の歴史があります。１９５０年代後半のアイスクリームケーキ登場が始まりで、１９７１年には「レディーボーデン」がクリスマスケーキの代替品として人気を博しました。

　冬のアイスは夏と異なり、濃厚で高カロリーなフレーバーが主流。ハーゲンダッツが１２月に最も売れるのもこのためです。１９８０年代には「ビエネッタ」が斬新なスタイルで特別な体験を提供し、「ピノ」も冬向けに開発されました。「雪見だいふく」は「コタツでアイス」というイメージで冬アイスブームの火付け役に。コンビニエンスストアの普及も、季節を問わずアイスを販売することで冬アイス文化の定着に貢献しました。

　近年ではＳＮＳの影響で「冬でもアイスはおいしい」という認識が広がり、「冬アイス」という言葉も浸透。アイスの楽しみ方は多様化し、今や一年中楽しめるものになりました。

　寒い冬だからこそ味わえる、濃厚で贅沢なアイスの魅力。この冬、あなたも「冬アイス」を楽しんでみませんか。

アイスの記事を読んで食べたくなったあなたは、こちらのバックナンバー（２０２２年Ｃｈａｉ１２月号冬こそアイスクリーム）もチェック! !
　
※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２４年１２月号より。
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