十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年8月号

特集/夏の学びチャレンジ

【健康】iPS創薬初 アルツハイマー病の最終治験

 京都大iPS細胞研究所や東和薬品などは3日、家族性アルツハイマー病の患者に人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って発見した治療薬候補を投与する最終段階の臨床試験(治験)を5月から開始したと発表した。薬の安全性と有効性を確認し、薬事承認の取得を目指す。

 iPS細胞を用いて新薬や既存薬の新たな効果を見つけるiPS創薬で、最終治験を行うのは初めてという。

 同研究所の井上治久教授らは201