勝毎電子版ジャーナル

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昭和基地沖で南極観測船「しらせ」をバックに写真に納まる伊藤医師(2016年)

「どんなことがあっても一人で治療」 協立病院の伊藤医師、自衛隊時代に南極を経験

塩原 真

十勝毎日新聞社 編集局 デジタルセンター

 帯広市内の協立病院(西16北1、伊林克也院長)の血管外科医で元自衛官の伊藤直医師は海上自衛隊が運用する南極観測船「しらせ」に医官として乗艦し、第58次南極地域観測隊の支援活動(2016年~17年)に従事した経歴を持つ。南極の活動は「専門に限らず幅広く診なければならないので、どんな状況でも動じない心を養えた」と話し、現在は地域の災害医療にも力を入れている。(塩原真)
南極の思い出を語る伊...