十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年2月号

特集/笑顔になる台所

【健康】定期接種で子宮頸がん死減少 HPVワクチン

 米国の25歳未満の女性でヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種以降、子宮頸(けい)がんによる死亡者数が大幅に減少したと、同国の研究グループが発表した。

 米国では2006年以降、子宮頸がんなどを防ぐためHPVワクチンの定期接種が推奨されている。12~19年までに、25歳未満で子宮頸がんの罹患(りかん)者数が65%減少しており、ワクチンの定期接種化が寄与した可能性が高いと指摘され