酒場をめぐる冒険(6)「帯広住宅街の気になる店~愁、野の花」
中心部から少し離れて 帯広住宅街の気になる店
ひっそり営業しているのに、にぎわいが絶えない居酒屋。勇気を出して扉を開けば、心地良いひとときが待っています。
地元素材のおいしさ広がる
創作居酒屋 愁
住宅街にひっそり建っているため、偶然見つけた人はラッキー。分かりにくい立地にもかかわらず地元で約30年間支持されているのは、魅力あふれる店ゆえ。
創作料理を通じ、地元食材の素晴らしさを伝えるのが代表の濵名秀樹さん。「多くのメニューは、人との出会いから生まれました」と胸を張る。食材の良さはもちろん、手ごろな値段設定にもこだわり、自ら交渉や買い付けを行う。刻んだエビを食パンで挟んで揚げた〈海老パン〉など、オリジナルメニューも豊富。試したい料理は尽きない。
ひっそり営業しているのに、にぎわいが絶えない居酒屋。勇気を出して扉を開けば、心地良いひとときが待っています。
地元素材のおいしさ広がる
創作居酒屋 愁
住宅街にひっそり建っているため、偶然見つけた人はラッキー。分かりにくい立地にもかかわらず地元で約30年間支持されているのは、魅力あふれる店ゆえ。
創作料理を通じ、地元食材の素晴らしさを伝えるのが代表の濵名秀樹さん。「多くのメニューは、人との出会いから生まれました」と胸を張る。食材の良さはもちろん、手ごろな値段設定にもこだわり、自ら交渉や買い付けを行う。刻んだエビを食パンで挟んで揚げた〈海老パン〉など、オリジナルメニューも豊富。試したい料理は尽きない。
帯広市西17条南4丁目1
Tel:0155・34・0307
営:18時~23時
休:10・20・30日(0の付く日)
愛情込めたメニューに舌鼓
いざかや 野の花
地元食材を使った料理で、地域に愛される店。豊富にそろうメニューからは、「家族や友達で楽しく過ごしてほしい」という、店主・小野敦さんのサービス精神が感じられる。
自店を開く前は、日本料理店などで修業していた小野さん。「あくまでも家庭的な味」と言うが、どの料理にも細やかな仕事が感じられる。人気の〈牛すじとホルモン煮込〉一つとっても、和風だしと牛すじのうま味が具材に染み込んでおり、体にじわりと染み入るおいしさだ。手間暇かけたメニューをじっくり味わおう。
帯広市西24条南2丁目20-9
Tel:0155・37・3653
営:18時~23時30分(金・土曜は~24時、日曜は17時30分~23時)
休:不定
※フリーマガジン「Chai」2024年6月号より。
※撮影/辰巳勲、平栗玲香。写真の無断転用は禁じます。
酒場をめぐる冒険
「飲み会」という日常が戻りつつある今日この頃。いつもの居酒屋も落ち着くけれど、少し足を延ばして新規開拓をしてみませんか。夜の街に繰り出せば、“大人の冒険”のはじまりです。