十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

【健康】原発性手掌多汗症に新薬 保険診療で処方

 原発性手掌(しゅしょう)多汗症は、気温の上昇や運動などの発汗を促す要因の有無にかかわらず、手のひらに大量の汗をかき、日常生活に支障を来す病気だ。国内の調査では人口の3~5%程度に起こると報告されている。

 「従来は治療の選択肢が限られていましたが、最近、新たな治療薬も登場しました」と長崎大学病院(長崎市)皮膚科・アレルギー科の室田浩之教授は話す。

▽若い世代に多い