【シニア】笑って泣ける満点エッセー　梅沢富美男著「人生７０点主義　自分をゆるす生き方」

　大衆演劇の人気女形で「下町の玉三郎」の二つ名を持つ著者による、笑って泣けるエッセー。浮気発覚の冷や汗エピソードから、被災地との交流、コロナ禍での舞台に懸ける思いまで、ユーモアたっぷりに語り尽くす。

　テレビのバラエティー番組で句作の才能も披露し、ファン層を広げている著者。タイトルの「人生７０点主義」は座右の銘という。「１００点なんて、とれなくていい。人生なんて、それで十分」との言葉とは裏腹