日高を東へ十勝を南へ~自然を感じて 日勝半島(4)えりも町
大自然が織り成すときめきの湖・豊似湖
豊似湖は、日高山脈襟裳国定公園内にある唯一の自然湖。上空から眺めるとハート形に見えることから「ハートレイク」などと呼ばれる。某北海道銘菓のCMで、この湖を知った人も多いのでは。晴れた日には周囲の緑と空の色が映り込み、湖面が美しいエメラルドグリーンに変化。その神秘的な光景を目の前にすると、「海の龍が訪れる」という伝説が残るのも納得できる。
湖の周囲は1.5kmほどなので、1時間もあれば徒歩で1周できる。地上からハート形を実感するのは難しいものの、湖畔を歩きながら「ここはハートの先端」などと思いをめぐらせるのも楽しい。秘境のような雰囲気を楽しめるが、足場の悪い林道を進むので、登山用の服装や虫よけなどの準備をお忘れなく。
最深部は約18mという湖にはワカサギやアメマスが生息し、遠くからナキウサギの鳴き声も。いつまでもこの豊かな自然が残るよう、大切に見守りたい。
豊似湖は、日高山脈襟裳国定公園内にある唯一の自然湖。上空から眺めるとハート形に見えることから「ハートレイク」などと呼ばれる。某北海道銘菓のCMで、この湖を知った人も多いのでは。晴れた日には周囲の緑と空の色が映り込み、湖面が美しいエメラルドグリーンに変化。その神秘的な光景を目の前にすると、「海の龍が訪れる」という伝説が残るのも納得できる。
湖の周囲は1.5kmほどなので、1時間もあれば徒歩で1周できる。地上からハート形を実感するのは難しいものの、湖畔を歩きながら「ここはハートの先端」などと思いをめぐらせるのも楽しい。秘境のような雰囲気を楽しめるが、足場の悪い林道を進むので、登山用の服装や虫よけなどの準備をお忘れなく。
最深部は約18mという湖にはワカサギやアメマスが生息し、遠くからナキウサギの鳴き声も。いつまでもこの豊かな自然が残るよう、大切に見守りたい。
<豊似湖 えりも町目黒>
ここもオススメ
襟裳岬
日高山脈の最南端に位置する。日高山脈が太平洋まで伸びる様子から「北海道の背骨」と呼ばれることも。ゼニガタアザラシの生息地でもあり、間近で見られるツアーを実施中。
※昆布漁船に乗ってアザラシに近づける
「コンブボートクルーズ」5,000円~を実施中。
問い合わせはTel:090・5228・0111
取材協力/えりも町役場・産業振興課 えりも町本町206 Tel:01466・2・4626
豆!情報
風が強いことで知られるえりも町。風向きが豆!情報 変わった瞬間に気付くなど、えりも町民は風に敏感?
※フリーマガジン「Chai」2021年8月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
日高を東へ十勝を南へ~自然を感じて 日勝半島
「日勝半島」って知っていますか? 十勝南部と日高東部を指す新しい言葉で、日高山脈や海岸線が育む、豊かな自然が残ります。日高山脈を含むこのエリアの多くはちょうど、「日高山脈襟裳国定公園」の国立公園化に向けて、その生態系に注目が高まっている最中。日高を東へ、十勝を南へ―。改めてその自然の魅力を写真で切り取りました。