日高を東へ十勝を南へ~自然を感じて 日勝半島(2)浦河町
雄大な自然に惹かれて、日勝半島の9市町村へ。山、海、沼―。新たな魅力、見つけてください。
優駿の町で牧場風景に癒やされて
国内有数の競走馬の生産頭数を誇る浦河町は、至るところに牧場風景が広がる。
約200ある牧場ではサラブレッドが駆け回り、のんびり草をはんだり、子馬が草地で寝転んだり。天馬街道(国道236号)から続く通称「サラブレッドロード」を通り抜けるだけで、雄大でのんびりとした空気に癒やされる。
競走馬の産地となったのは、1907(明治40)年。軍馬の改良を目的とした日高種馬牧場が町内にでき、馬の生産農家が増えたのが始まりだ。全国的な競走馬の需要拡大でピーク時には、年間2000頭が生産されていた。
気軽に馬と触れ合える観光施設「うらかわ優駿ビレッジAERU」に足を運んでみた。約107haもの広大な敷地には牧場もあり、好奇心旺盛で人懐っこい馬たちが次々と柵近くまで寄ってくる。日高山脈や太平洋に抱かれた爽やかな風と、馬たちの優しいまなざし。“優駿の町”は、心にたっぷりとエネルギーを運んでくれた。
優駿の町で牧場風景に癒やされて
国内有数の競走馬の生産頭数を誇る浦河町は、至るところに牧場風景が広がる。
約200ある牧場ではサラブレッドが駆け回り、のんびり草をはんだり、子馬が草地で寝転んだり。天馬街道(国道236号)から続く通称「サラブレッドロード」を通り抜けるだけで、雄大でのんびりとした空気に癒やされる。
競走馬の産地となったのは、1907(明治40)年。軍馬の改良を目的とした日高種馬牧場が町内にでき、馬の生産農家が増えたのが始まりだ。全国的な競走馬の需要拡大でピーク時には、年間2000頭が生産されていた。
気軽に馬と触れ合える観光施設「うらかわ優駿ビレッジAERU」に足を運んでみた。約107haもの広大な敷地には牧場もあり、好奇心旺盛で人懐っこい馬たちが次々と柵近くまで寄ってくる。日高山脈や太平洋に抱かれた爽やかな風と、馬たちの優しいまなざし。“優駿の町”は、心にたっぷりとエネルギーを運んでくれた。
<うらかわ優駿ビレッジAERU>
浦河町西舎141-40
Tel:0146・28・2111
ここもオススメ
ルピナスの丘
続く町の景色が広がる。取材時はルピナスやマーガレットが咲き誇っていた。秋にかけてはコスモスを楽しめる。
浦河町潮見町10、入場自由
取材協力/(一社)浦河観光協会 浦河町大通2丁目27 Tel:0146・22・3200
豆!情報
海の幸に加えて、「すずあかね」という品種の夏イチゴの生産も盛ん。イチゴをつかったスイーツもぜひ。
※フリーマガジン「Chai」2021年8月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。
日高を東へ十勝を南へ~自然を感じて 日勝半島
「日勝半島」って知っていますか? 十勝南部と日高東部を指す新しい言葉で、日高山脈や海岸線が育む、豊かな自然が残ります。日高山脈を含むこのエリアの多くはちょうど、「日高山脈襟裳国定公園」の国立公園化に向けて、その生態系に注目が高まっている最中。日高を東へ、十勝を南へ―。改めてその自然の魅力を写真で切り取りました。